フィニアス、最新アルバム『For Cryn' Out Loud!』リリース・ライヴで披露した「Little Window」の映像を公開

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フィニアス、最新アルバム『For Cryn' Out Loud!』リリース・ライヴで披露した「Little Window」の映像を公開
FINNEAS

複数のアカデミー賞、グラミー賞受賞歴を誇る、ソングライター、プロデューサーであるFINNEAS(フィニアス)が、10月3日にロサンゼルスのザ・フォードことジョン・アンソン・フォード・アンフィシアターで行われた2作目となるアルバム『For Cryn' Out Loud!』のリリース・ライヴで披露した「Little Window」の映像を公開した。

フィニアスのセルフ・プロデュースによる今作は、ロサンゼルスで親しい友人や仲間を集めて行われた一連のライブ・スタジオ・セッションから誕生した。

当時彼一人によって書かれ、演奏されたデビュー・アルバム『OPTIMIST』とは対照的に、『For Cryin' Out Loud!』は、クリエイティブな視野を広げ、自らを解放し、ベッドルーム・プロデューサーの精神から距離を置いて、クラシックなスタジオ/バンド環境へと舵を切り、最終的にこれまでで最も高揚感のある偽りのない作品となっている。

アルバムについて、フィニアスは次のように語る。

前回のアルバム『Optimist』は、暗い部屋に完全に一人きりで作ったんだ。とても孤独だったよ。満足だったけれど、本当に孤立していた。だから今回のアルバムでは社交的でありたいと思って、親友たちをみんな誘って、一緒に制作したんだ。それが良かった。

このアルバムを制作する上で一番良かったのは、皆のクリエイティブな意見を反映できたことかな。

「Cleats」という曲を作った時のことは特に覚えている。リッキーやマシュー・フィールドなど45人が参加し、リッキーが素晴らしいギター・パートを弾いてくれて、僕はすぐにこの曲が象徴的な曲になると確信したんだ。この曲の始まりにぴったりだと思ったし、「Cleats」というタイトルの曲をずっと書きたいと思っていたから、そのギター音を聞いた瞬間、「ああ、これが『Cleats』になる曲だ」と感じた。

フィニアスはアルバム『For Cryin' Out Loud!』を引っさげてバンド体制でのツアーを行うことを発表しているが、妹のBillie Eilish(ビリー・アイリッシュ)が現在開催しているツアー『HIT ME HARD AND SOFT: THE TOUR』で初めて同行していないことも話題となっている。とはいえスケジュールの都合などで参加できる場合は同行しており、一部の公演に参加しているが、自身のツアーは既に5月までのスケジュールが発表されている。

ビリー・アイリッシュはフィニアスなしでツアーに出ることについて海外メディアのインタビューで2年ぐらい前から話をしていたことをあかしている。

■商品情報
フィニアス
FINNEAS『For Cryin' Out Loud!』
2024年10月4日(金)リリース

■『For Cryin' Out Loud!』トラックリスト
1. Starfucker
2. What's It Gonna Take To Break Your Heart?
3. Cleats
4. Little Window
5. 2001
6. Same Old Story
7. Sweet Cherries
8. For Cryin' Out Loud!
9. Family Feud
10. Lotus Eater

■プロフィール
1997年7月30日、ロサンゼルス生まれ。アカデミー賞、グラミー賞を複数受賞しているシンガー、ソングライター、マルチ・プレイヤー、プロデューサー。
妹・ビリー・アイリッシュの唯一のコラボレーターとして知られるフィニアスは、2019年のデビューEP『Blood Harmony』で、ゴールド認定のシングル「Let's Fall in Love for the Night」を披露した。
2021年に1stアルバム『Optimist』をリリースし、広く賞賛をされ、同時に、『V Man』、『American Songwriter』、『Billboard』などの出版物や、『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』、『Jimmy Kimmel Live!』、『The Late Show With Stephen Colbert』などのテレビ番組への登場を果たす。
ヘッドライン・ツアーでは満員の観客を動員し、コーチェラなどのフェスティバルにも出演した。Ashe, Ringo Starrなどとのコラボレーションや、Justin Bieber, Halsey, Selena Gomez, Camila Cabello等の楽曲プロデュースや共同作曲を手がけ人気を博した。
ビリー・アイリッシュとの共作では、グラミー賞10部門、コーチェラやグラストンベリーでのヘッドライナー出演、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の2部門で最優秀オリジナル楽曲賞を受賞している。
2022年には、Disney PIXARのヒットアニメ、『Turning Red』に登場するボーイバンド4Town の楽曲を書きおろした。2023年には、映画『Barbie』主題歌である「What Was I Made For?」が評価を受け、彼の2度目となるアカデミー歌曲賞、そして最優秀楽曲賞含む2つのグラミー賞、ゴールデン・グローブ賞の主題歌賞を受賞した。