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2018年4月20日に28歳の若さで亡くなったスウェーデンを代表する音楽プロデューサーのAvicii(アヴィーチー)についての新作ドキュメンタリー『アヴィーチー: アイム・ティム』の日本語字幕付き予告編がNetflixの公式YouTubeやSNSにて公開された。作品は2024年12月31日(火)に日本を含めて全世界にてNetflixで配信される。
今回初公開となった予告編には、生前アヴィーチーと親交のあったDavid Guetta(デヴィッド・ゲッタ)、Coldplay(コールドプレイ)のChris Martin(クリス・マーティン)、Aloe Blacc(アロー・ブラック)、所属レコード会社の社長などが登場している。
アヴィーチーはデヴィッド・ゲッタの「Lovers On The Sun」のプロデュースを担当し、楽曲「Sunshine」を共作した関係があり、予告編の中でゲッタは「彼の音楽は一瞬で人々の心をつかんだ」とアヴィーチーを評している。また、予告編で「初めて聞いた曲は“Levels”だった。大好きなものに出会った時の興奮を覚えたよ」と語っているクリス・マーティンとはコールドプレイの「A Sky Full of Stars」のプロデュースをアヴィーチーが担当したことから親交が生まれ、遺作となったアヴィーチーのアルバム『TIM』ではクリスが参加した「Heaven」が収録されている。
アロー・ブラックは、アヴィーチーの代表曲「Wake Me Up」に作詞とヴォーカルで参加しており、『TIM』のリード曲「SOS」でもヴォーカルを務め、2019年12月5日ストックホルムで行われた追悼コンサートにも出演している。そんな彼は予告編の中では2013年のUltraのヘッドライナーに出演したが、酷評されたしまった際の様子を語っている。
『アヴィーチー: アイム・ティム』は、Henrik Burmanが監督、Björn Tjärnbergが製作を担当した新作ドキュメンタリー作品で、これまで語られることのなかった自身の内面だけではなく、家族、アーティスト仲間、親友といった彼と親しい人々を通して、彼の少年時代から世界的なスターダムに上り詰めるまでの軌跡が描かれる。2017年に日本でも公開されたドキュメンタリー『Avicii: True Stories』に続くアヴィーチーの2作目、亡くなってからは初の作品となる。
スウェーデン出身のプロデューサー、アヴィーチー(本名:ティム・バークリング)は、2011年の「Levels」で注目され、2013年に発表した楽曲「Wake Me Up」が全世界84の国と地域のiTunes Storeで1位を獲得し、その後も「Waiting for Love」や「Without You」など世界的ヒットを立て続けに連発し、世界のダンスミュージックの歴史を常に塗り替えてきた。2018年4月20日、28歳の若さで永眠したが、アヴィーチーの意思を受け継いだソングライター達と、彼の音楽を封じ込めることはしないと決めた家族が世界中のファンと共有することを願い、2019年6月6日に『TIM』というタイトルのアルバムがリリースされている。過去には来日公演を行ったこともあり、日本ではその人気は衰えることを知らず、2024年1月から10月までの国内総再生回数は4.3億回再生を記録、今までの累計再生数は32億回を超えている。
■Netflix作品ページ
・『アヴィーチー: アイム・ティム』
・『アヴィーチー: マイ・ラスト・ショー』