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カナダのインディー・ロックバンド、Arcade Fire(アーケイド・ファイア)が、2025年5月9日(金)に3年ぶりとなる新作アルバム『Pink Elephant』をリリースすることを発表。これに先駆けて先行曲となる「Year of the Snake」がリリースされ、ミュージック・ビデオも公開となった。
シネマティックでミステリアスなパンク・サウンドを奏でる10曲の新曲を収録した42分の『Pink Elephant』は、Win Butler(ウィン・バトラー)、Régine Chassagne(レジーヌ・シャサーニュ)、Daniel Lanois(ダニエル・ラノワ)の3人がプロデュースし、ウィンとレジーヌがニューオーリンズに所有するグッド・ニュース・レコーディング・スタジオでレコーディングされた。
『Pink Elephant』とは、思考を抑え込もうとすると、その思考を避けられなくなってしまうという逆説的な効果を指している。隅々まで体験すると、リスナーは音の旅へと誘われる。それは、個人の知覚の中に存在する人生の探求であり、闇と光、そして内なる美しさへの瞑想で、凝縮されたこの壮大な物語は、聴くたびに新たな次元へと誘われる。
1曲目の「Year of the Snake」は、レジーヌの温かく包み込むようなボーカルに支えられた、喜びに満ちた名曲だ。彼女のアーケイド・ファイアでの初登場となるベースと、ウィン・バトラーの初登場となるドラムがフィーチャーされている。曲名は、2025年が旧暦の蛇年であることに由来している。蛇年は、バンドが再び脱皮し、生まれ変わる中で、再生、前向きな変革、そして新たな始まりの時を象徴しており、アーケイド・ファイアならではのサウンドを体現している。
「Year of the Snake」のビジュアルは、バンドの長年のコラボレーターであるデヴィッド・ウィルソンとビデオアーティストのマーク・プレンダーガストとの特別プロジェクトの創造的な成果を表している。サイケデリックな放浪心とインディーズ映画のロード・エピック精神を通して、このビデオはウィンとレジーヌが、祝祭感あふれる1990年代のフォード・エアロスターで観る者を旅へと誘う。ニューオーリンズのマルディグラからヒューストンのロデオまで、観る者はカーニバルから廃線になった線路、そしてその間の無数の地点まで、神秘的な探求へと引き込まれる。すべての道は最終的にオースティン郊外にあるウィリー・ネルソンのラック・ランチへと繋がり、そこで彼らは満月のブラッドムーンの下で「Year of the Snake」を初披露する。
アーケイド・ファイアは近日中に、リリースに先駆けて一部の都市で『Pink Elephant』全曲を演奏するスペシャル・ライヴを発表する予定。
■商品情報
Arcade Fire『Pink Elephant』
2025年5月9日(金)リリース
■『Pink Elephant』トラックリスト
1. Open Your Heart or Die Trying
2. Pink Elephant
3. Year of the Snake
4. Circle of Trust
5. Alien Nation
6. Beyond Salvation
7. Ride or Die
8. I Love Her Shadow
9. She Cries Diamond Rain
10. Stuck In My Head