バッド・バニー、2026年開催第60回スーパーボウル・ハーフタイムショーのヘッドライナーに決定

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バッド・バニー、2026年開催第60回スーパーボウル・ハーフタイムショーのヘッドライナーに決定
Photo Credit Eric Rojas

Bad Bunny(バッド・バニー)が、現地時間2026年2月8日にカリフォルニア州サンタクララで開催される第60回スーパーボウルのアップルミュージック・スーパーボウル・ハーフタイムショーのヘッドライナーを務める事が発表された。

バッド・バニーは2020年にShakira(シャキーラ)とJennifer Lopez(ジェニファー・ロペス)が率いたハーフタイムショーにゲストとして出演しており、2度目の出演となる。

出演にあたりバッド・バニーは、「今感じていることは、俺自身を超えるものだ」とバッド・バニーは声明で語った。「俺より前に走り続けてきた人々がいたからこそ、俺はタッチダウンを決められた…これは俺の人々のために、俺の文化のために、そして俺たちの歴史のためのものだ。行っておばあちゃんに伝えてくれ、私たちはスーパーボウルのハーフタイムショーになるんだって。」

またロック・ネイションの代表でもあるJay-Z(ジェイ・Z)は、「ベニート(バッド・バニーの愛称)がプエルトリコのために成し遂げてきたこと、そして今も続けていることは本当に感動的である。我々は、彼を世界最大の舞台に迎えられることを光栄に思う」とコメントしている。

NFLグローバル・イベント・プロダクション部門シニア・バイス・プレジデントであるジョン・バーカーは、「バッド・バニーは、今日の音楽シーンを定義するグローバルなエネルギーと文化的な活力を体現している。世界で最も影響力があり、最もストリーミングされているアーティストの一人として、彼はジャンルや言語、観客をつなぐ独自の能力を持っており、スーパーボウル・ハーフタイムの舞台に立つには刺激的で自然な選択である。我々は、彼のダイナミックなパフォーマンス、創造的なビジョン、ファンとの深いつながりが、この象徴的な文化的瞬間にふさわしい忘れがたい体験を生み出すと確信している」と語った。

またアップルのミュージック、スポーツ、Beats部門担当バイス・プレジデントであるオリヴァー・シュッサーは、「ハーフタイムショーは音楽と文化の究極の祝祭であり、その交差点をこれほど完全かつ真に体現するアーティストはほとんどいない。アップルミュージックでは、これまでバッド・バニーと密接に協力し、その飛躍的な成功を目の当たりにしてきた。その音楽は記録を打ち破るだけでなく、ラテン音楽をポップカルチャーの中心に押し上げた。我々はNFLとRoc Nationと再び提携し、何百万ものファンにこの歴史的パフォーマンスを届けられることに胸を躍らせている。このショーが忘れられないものになることを我々は確信している」と述べている。

Apple Musicのゼイン・ロウ、エブロ・ダーデンらが、このニュースをめぐり日本時間では9月29日(月)午後10時30分からApple Music Radioで生放送特番「Halftime Headliner Special」を行う。

今年1月にリリースされたアルバム『DeBÍ TiRAR MaS FOToS』はビルボードの全米アルバム・チャート並びに世界のグローバル・アルバム・チャートで1位を2週連続記録。アメリカでは前作に続いて、4作目のNo.1を獲得。日本でもSpotifyバイラルトップ50のチャートにアルバムからの3曲がランクイン。凄まじい勢いで真のグローバル・スーパースターぶりを発揮している。

“もっと写真を撮っておくべきだった”と題されたアルバムには全17曲を収録。プエルトリコの民族音楽であるヒハラ(jibara)やプエルトリコのフォークミュージックに根ざしたこれらの音楽は、カリブ海のプエルトリコ島で育った多くのプエルトリコ人には日常生活と文化に密接した欠かせないもの。プレナやサルサなどの古典的なジャンルと、ハウスやレゲトンなどの現代的なジャンルをシームレスに融合させたアルバムは、プエルトリコで録音された最高峰のプロダクションが施され、バッド・バニーのプエルトリコの伝統の本質と文化を讃える感情的な歌詞と、生演奏による楽器のサウンドが際立たせている。

ニューアルバム『DeBÍ TiRAR MaS FOToS』は、プエルトリコ人の才能にスポットライトを当て、Chuwi、Dei V、Omar Courtz、Pleneros de la Cresta、RaiNaoといったアーティストをフィーチャーし、バッド・バニーの文化向上への揺るぎない取り組みを示す。「BAILE INoLVIDABLE」や「LA MuDANZA」といったサルサ曲では、Escuela Libre de Músicaの若手ミュージシャンやプエルトリコの新進プロデューサーのBig Jay(ビッグ・ジェイ)とコラボを展開。新世代がいかに伝統を引き継ぎ、タイムレスなスタイルに息を吹き込もうとしているかをバッド・バニーは強調し、かつ進化と長きにわたり色褪せないことを保証する。島の広大で多彩なリズムと新鮮な視点を融合させることで、彼は自身のルーツに敬意を表するのみならず、かつて受けたサポートを次の世代に還元し、新進気鋭の才能にチャンスを与え、プエルトリコの音楽がこれまでと同様、ダイナミックで開放的であることを世界に指し示している。

La Paciencia、MAG、Tainyといった長年コラボしてきたプロデューサーに加えて、Big JayやSaoxといったフレッシュな才能を起用。伝統的なアフロプエルトリカン・サウンドとシンセなどの現代的な要素を融合させつつ、ライブの生演奏による本質を忠実に守っている。このアルバムには、プエルトリコ文化との深い繋がりが反映されつつ、その一方で彼の世界が形成してきた現代的な要素が盛り込まれている。

■商品情報
BAD BUNNY(バッド・バニー)
ニューアルバム『DeBÍ TiRAR MaS FOToS』
配信中
レーベル:Rimas Entertainment LLC.

■『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』トラックリスト
1. NUEVAYoL
2. VOY A LLeVARTE PA PR
3. BAILE INoLVIDABLE
4. PERFuMITO NUEVO
5. WELTiTA
6. VeLDA
7. EL CLúB
8. KETU TeCRE
9. BOKeTE
10. KLOuFRENS
11. TURiSTA
12. CAFe CON RON
13. PIToRRO DE COCO
14. LO QUE LE PASÓ A HAWAii
15. EoO
16. DtMF
17. LA MuDANZA

■バッド・バニー(Bad Bunny)プロフィール
バッド・バニー(本名:ベニート・アントニオ・マルティネス・オカシオ、1994年3月10日生まれ)は、プエルトリコ出身のシンガー/ラッパー。レゲトンやラテン・トラップを中心に、ヒップホップやポップスなど幅広いジャンルを融合させたスタイルで知られる。2018年のアルバム『X 100PRE』で注目を集め、以降『YHLQMDLG』(2020年)、『Un Verano Sin Ti』(2022年)などの作品が世界的ヒットを記録。Spotifyでは数年連続で世界最多ストリーミング・アーティストに輝いており、現代ラテン音楽を代表する存在となっている。

参考情報:Global Sensation Bad Bunny to Perform at Apple Music Super Bowl LX Halftime Show

Bad Bunny Jay-Z

WRITER

MeloFlux編集部

メインライターの酒井裕紀を中心に最新の洋楽、KPOPなど世界の音楽の情報を中心にお届け。主にレーベルやアーティストに関連したプレスリリースやランキング、ミュージック・ビデオ等の映像公開、来日公演情報などを発信しています。