チャペル・ローン、第67回グラミー賞「最優秀新人賞」を受賞、新人アーティストの経済状況にも触れた受賞スピーチ日本語訳も到着。受賞記念キャンペーンも本日より開始!

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チャペル・ローン、第67回グラミー賞「最優秀新人賞」を受賞、新人アーティストの経済状況にも触れた受賞スピーチ日本語訳も到着。受賞記念キャンペーンも本日より開始!
© Ryan Lee Clemens

第67回グラミー賞にて主要4部門含む計6部門にノミネートされた、米ミズーリ州出身のシンガー・ソングライター、Chappell Roan(チャペル・ローン)が主要部門の1つである「最優秀新人賞」を受賞した。

■チャペル・ローン受賞スピーチ
こんにちは、まずはこの一年間を音楽で支えてくれたノミネート候補者の仲間たちに感謝します。『BRAT』は今年私にとって人生最高の思い出となりました。帽子が落ちちゃいそうだけどいいや。今日ここに立つために聴いてくれたみんな、ダン、アイランド・レコード、アミューズメント・レコード、友人、家族、そして何より、自分の名前の由来となったチャペルパパに感謝します。

もしグラミー賞を受賞し、音楽界で最もパワフルな人たちの前に立つことができたら、私はアーティストから何百万ドルもの利益を得ているレーベルと業界に、若いアーティストに生活できる賃金と健康管理を提供するよう要求すると心に誓いました。若くして契約した私は、未成年で契約し、契約を解除されたときには職歴がゼロで、多くの人と同じように、コロナ過の中で仕事を見つけるのに苦労し、健康保険に加入する余裕もありませんでした。自分のアートにあれほど打ち込んでいたのに、制度に裏切られたと感じ、医療ケアを受けられないことに人間性を奪われたような気がして、とても打ちのめされました。もし私のレーベルがアーティストの健康を優先していたら、私はすべてを捧げている会社から治療を受けることができただろうと思います。

だから、アーティストを貴重な従業員として扱い、生活できる賃金と健康保険と保護を与える必要があるとレーベルに訴えます。レーベルの皆さん、私たちは準備できているけど、あなたたちは準備できてる?

また、グラミー賞受賞を記念し、チャペル・ローン日本公式Xにてキャンペーン開始。

チャペル・ローンは昨年出演した米人気TV番組「Saturday Night Live」で未発表曲「The Giver」をサプライズ披露するなど、待望の新たな音楽プロジェクトの発表も徐々に示唆しており、その期待を高める要素としてイギリスの「Reading and Leeds Festivals」、スペインの「Primavera Sound」、ノルウェーの「Øya Festival」など世界有数の大型音楽フェスティバルへのヘッドライナー出演も決定している。

■商品情報
チャペル・ローン「グッド・ラック、ベイブ!」
Chappell Roan “Good Luck, Babe!” 配信中
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チャペル・ローン『ザ・ライズ・アンド・フォール・オブ・ア・ミッドウェスト・プリンセス』
Chappell Roan “The Rise and Fall of a Midwest Princess” 配信中
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■アーティスト・プロフィール
アメリカ、ミズーリ州出身のシンガーソングライター。敬虔なクリスチャンの家庭で育ったチャペルは幼いころからエンターテイナーになる夢を抱いており、16歳のころにYouTubeに投稿したオリジナル曲「Die Young」を投稿。その後17歳でメジャー・レーベルと契約を結ぶと、2017 年にはデビューEP『School Nights』をリリースしている。彼女がアーティストとして知名度を上げたきっかけとなったのは2023年にリリースしたデビュー・アルバム『The Rise and Fall of a Midwest Princess』。このアルバムでは彼女はギター・バラード、カントリー・ポップ、パンクなどあらゆるジャンルに触れており、ファンタジーと内省的な要素を組み合わせた彼女の画期的なスタイルを確立している。そして、オリヴィア・ロドリゴの『ガッツ・ワールド・ツアー』のオープニング・アクトとしてパフォーマンスしたことで一躍有名に。さらに、チャペルは今年4月にコーチェラへの初出演を果たしており、その後もHangout、Boston Calling、Governors Ball Pittsburgh Pride、Bonnaroo、Hinterlandなど数多くのフェスティバルに出演。ステージ上で見せるファッションなど音楽以外でも度々注目を集めており、第67回グラミー賞では「最優秀新人賞」受賞。今最も目が離せない新人アーティストの一人といえる。