エド・シーラン、「Azizam」アコースティック・バージョンのパフォーマンス・ビデオを公開

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エド・シーラン、「Azizam」アコースティック・バージョンのパフォーマンス・ビデオを公開
Photo Credit Petros Studios

Ed Sheeran(エド・シーラン)が現在ヒット中の「Azizam」のアコースティック・バージョンをリリース。パフォーマンス・ビデオを公開した。

本作は、スウェーデン出身のイラン系プロデューサー、Ilya Salmanzadeh(イリヤ・サルマンザーデ)とのスタジオセッションから生まれた。エドの飽くなき好奇心が導いたのは、ペルシャ音楽とアイルランドのフォークミュージックが驚くほど共通点を持つこと、そしてその要素をポップの文脈で融合できるのは彼しかいないという気づきだった。その結果、朝日が昇るまでダンスフロアで踊り明かそう、生きる喜びを感じようと歌う、カラフルで多幸感あふれる楽曲が誕生した。リズミカルなポップサウンドで、文化を超えた感情の普遍性を祝福するスウィートなラブソングとなっている。

「これまでのどの楽曲ともまったく異なるけれど、不思議と「Azizam」は自分にとって馴染みのある曲に感じます。曲の中にパーティーのような雰囲気を作りたくて、一緒に制作したイリヤがそれを見事に形にしてくれました。彼と一緒に作業するのは本当に刺激的でした。」と本人は話す。

新作アルバム『PLAY』を2025年9月12日に発売することを発表したエド・シーラン。『+』『×』『÷』『=』『-』と続いたアルバム「Mathematics」シリーズに一区切りをつけたエド・シーランは、2025年に入り、新たなフェーズへと踏み出した。常に進化を続けるアーティストとして知られるシーランの最新作『PLAY』は、世界中のプロデューサーやミュージシャンとのコラボレーションを通じて、新たな音楽的領域を開拓する一方で、これまで彼を世界的なポップアーティストへと押し上げた普遍的なサウンドやテーマにも改めて向き合った作品である。

本作は、インドやペルシャの音楽文化に触れた経験をきっかけに、彼のルーツであるアイルランドのフォーク音楽との共通点(音階、リズム、旋律)を見出し、国境のない音楽言語を追求した結果、独自で新鮮な音楽性を獲得している。また、従来のアコースティックなバラードやフォーク調の楽曲も収録されており、なぜ彼がこの時代において最も影響力のあるシンガーソングライターであり続けているのかを再確認させる内容となっている。

『PLAY』は、親しみのある要素と新しさを融合させたポップアルバムであり、エドにしか生み出せないサウンドを提示。芸術性に満ち、なおかつ変革的な作品であり、2025年を代表するアルバムのひとつとなることは間違いない。

エド・シーランはアルバムについて、「このアルバムは、人生で最も暗かった時期を抜け出した直後に制作したアルバムです。そこから脱した今、自分がやりたかったのは、ただ“喜び”と“鮮やかな色”を作り出すこと、そしてツアーで訪れた国々の文化を探求することでした。このアルバムは世界中で制作し、最後はインド・ゴアで仕上げました。人生の中で最も楽しく、創造的に自由な日々でした。アルバム全体は感情のジェットコースターのような内容であり、音楽に対する自分の愛情、その楽しさ、そして人間として、パートナーとして、父親としての今の自分の姿が詰まっています。このアルバムのプロモーションにあたって、自分自身に『すべてを楽しく、遊び心を持ってやろう』と誓いました。年を重ねるほどに、ただ“楽しむこと”の大切さを実感しています。クレイジーでカオスな瞬間を大切にしたいです。」とコメントしている。

■商品情報
エド・シーラン
Ed Sheeran
「Azizam」
「Azizam (Acoustic)」
発売中
新作アルバム『PLAY』
2025年9月12日(金)リリース予定

Ed Sheeran

WRITER

MeloFlux編集部

メインライターの酒井裕紀を中心に最新の洋楽、KPOPなど世界の音楽の情報を中心にお届け。主にレーベルやアーティストに関連したプレスリリースやランキング、ミュージック・ビデオ等の映像公開、来日公演情報などを発信しています。