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米ニュージャージー州出身のシンガーソングライター、FLETCHER(フレッチャー)が1年4カ月ぶりとなる新作アルバム『Would You Still Love Me If You Really Knew Me?』をリリース。アルバムからは「Hi, Everyone Leave Please」のミュージック・ビデオも公開となった。この曲は、率直な告白と自己再生が等しく織り交ぜられた、非常に率直な楽曲となっている。
フレッチャーとグラミー賞受賞プロデューサー兼ソングライターのジェニファー・デシルベオがプロデュースとエグゼクティブ・プロデューサーを務めた『Would You Still Love Me If You Really Knew Me?』は、フレッチャーにとってこれまでで最も大胆なエモーショナルな作品となっている。アズベリーパーク出身のアーティスト、フレッチャーは、自身の激しい内省の時期について語りながら、これまでで最も鋭いソングライティングと、力強いボーカルワークに根ざした、荒々しく無駄を削ぎ落としたサウンドを融合させている。
フレッチャーとデシルベオが共同で作詞・作曲・プロデュースを手掛けた「Hi, Everyone Leave Please」は、フレッチャーのカメレオンのようなボーカルパフォーマンスが中心となっている。サビでは、フレッチャーは静かな孤独を切望し、優しく脆い歌声へと変化していく。この歌声は、曲のファズがかったギターリフと見事なコントラストを生み出している。生ドラム、ベース、ギター、シンセサイザーによる力強いアレンジに支えられたこの曲は、最終的に深いカタルシスをもたらし、彼女の願いを大胆に表現する高揚感あふれるアンセムへと変貌を遂げる。
フレッチャーはこう語る。
「Hi, Everyone Leave Please」は、ずっと私の中に生き続けてきた曲です。
これは自由への願い、空間への願い、そして自分自身のための願いです。競争に対する緊張感、常に変わる目標に対する苛立ち、何をしても満たされないという悲しみ、逃れられない燃え尽き症候群の重さ——そんな感情をようやく声に出して言えた瞬間でもあります。音楽業界でアーティストとして生きていく中でずっと抱えてきた痛みの核心なのです。
私は幼い頃から「大スターになりたい」という夢を持っていました。でもいつからか、私を輝かせていたはずのものが、逆に私の光を弱めるようになってしまいました。この曲は、「もしかしたら、この夢は今の私にはもう合わないのかもしれない」と、自分に許可を与えた瞬間でもあります。
山の頂上にかなり近い場所まで登って、そこからの景色を実際に見てきました。でも私にとっては、それは思い描いていたものとは違っていました。
音楽は、私にとってとても神聖なものです。何度も私の命を救ってくれた存在です。そして私は、その「音楽への愛」を守るために戦っているのです。それは、私の身体的、精神的、感情的、そして魂の健やかさも含まれます。
アルバムタイトルと同じように、この曲も最初は「私を見つめてくるすべての人たち」に向けたものでした。でも最終的には、「ガラスの向こうから私を見つめる女の子」、つまり自分自身に向けた曲になりました。
「ちょっとだけ、ひとりの時間をもらえませんか?」「もしこの高い台座から飛び降りたら、自分の本当の声が聞こえるでしょうか?」「みんなが応援してくれた夢なのに、それがもう心地よく感じられなくなったとしたら、それでもいいのでしょうか?」そんな問いを自分自身に投げかけています。そして、「それでもいい」と自分に許可を与えることが、この曲の核心です。
この曲には、私自身、家族や友人、ファン、業界、そして世界に向けた問いが詰まっています。「みんなに見られたい、愛されたい」と強く願う一方で、「ステージの上でもスポットライトの下でもないところで、本当の自分を知りたい」という気持ちもずっと抱えてきました。
私はもはや、かつての自分そのものではありません。そしてまだ、「これからの自分」にもなっていません。その“あいだ”に、私は今います。そしてこの曲も、そしてこのアルバム全体も、その“あいだ”に生きています。まだ言葉にできない新しい夢のために、手放し、余白を作る——そんな曖昧で流動的な空間にあるのです。
このアルバム全体が、まさにその感覚について語っています。そしてこの曲こそが、その感覚から生まれた「種」なのです。たとえ全てを失うような気がしても、それでも「自分を失わない道」を選ぶための許可証なのです。
これまでの旅に、言葉にできないほど感謝しています。受け取ってきた愛にも、そして時にはぶつかった抵抗にも。どんな瞬間も、私は無駄にはしませんでした。この作品が、私に寄り添ってくれたように、あなたにも寄り添ってくれることを願っています。そしてあなた自身の勇気を思い出させてくれるような存在になりますように。どうか、「自分の心の平和を守ること」は悪いことではないと、そう伝わってほしいのです。
そして、すべての雑音の向こう側で、あなた自身を見つけ続けられますように。
Forever Cari,
Forever Fletcher(いつまでも、キャリ。いつまでも、フレッチャー)
■商品情報
フレッチャー
FLETCHER『Would You Still Love Me If You Really Knew Me?』
発売中
■『Would You Still Love Me If You Really Knew Me?』トラックリスト
SIDE A
1. Party
2. Hi, Everyone Leave Please
3. Don’t Tempt Me…
4. The Arsonist
5. Boy
6. Chaos
SIDE B
7. D i s t a n c e
8. Good Girl / Gone Girl
9. All of the Women
10. Congratulations!
11. Would You Still Love Me?