ジョン・レノンとオノ・ヨーコの新作『パワー・トゥ・ザ・ピープル』から「血まみれの日曜日」のミュージック・ビデオが公開

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ジョン・レノンとオノ・ヨーコの新作『パワー・トゥ・ザ・ピープル』から「血まみれの日曜日」のミュージック・ビデオが公開
Photo Credit Michael Negrin © Yoko Ono Lennon

10月10日に発売されることが先日発表されたJohn Lennon(ジョン・レノン)とOno Yoko(オノ・ヨーコ)のジョン&ヨーコ名義による新作アルバム『パワー・トゥ・ザ・ピープル』。ジョン・レノンにとってザ・ビートルズの脱退後に行った唯一のフル・ライヴを筆頭に様々な未発表音源が収録されるこの作品から「血まみれの日曜日 [Sunday Bloody Sunday (Ultimate Mix / Extended)]」のミュージック・ビデオが公開された。

「血まみれの日曜日」は、ジョン・レノンが1972年にオノ・ヨーコとの名義で発表した『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』の収録曲である。1972年1月30日、北アイルランドで、デモ行進中の市民27名が英国陸軍に銃撃され14名が死亡した事件に憤りを感じたジョンがヨーコとともに作り上げた楽曲だ。

今回公開された音源は新作『パワー・トゥ・ザ・ピープル』の9CD+3ブルーレイ・デラックス・エディションに収録された『ニューヨーク・シティ』アルティメイト・ミックスのものである。

公開されたミュージック・ビデオはSimon Hilton(サイモン・ヒルトン)とDavid Frearson(デビッド・フリーアソン)が監督を務め、キネティック・テキストの物語と統計を通じて、アイルランド紛争、ベトナム戦争、イラン・イラク戦争、レバノン、天安門事件、ロッカービー爆破事件、ボスニア戦争、ルワンダとダルフールの大量虐殺、チェチェン戦争、9/11、イラク戦争、シリア、ウクライナ戦争、ガザでの戦争、アメリカ合衆国での銃乱射事件など、世界中の暴力的な紛争でどれだけの民間人と兵士の命が悲劇的に失われたか、そして絶えず増大する経済的損失が被ったかを描いている。1980年12月8日にジョン・レノンが射殺されて以来、アメリカでは150万人以上が銃で殺されていることを痛切に思い起こさせるラストシーンで締めくくられる。10月9日には85歳になっていたはずだった。

9CD+3ブルーレイ、2CD、1CD、4LP、2LPと複数形態で10月10日発売される新商品『パワー・トゥ・ザ・ピープル』だが、UNIVERSAL MUSIC STORE限定発売だった2CDが、他の一般の全ショップでも販売されることになり、価格も税込7,150円から税込6,050円へと1100円値下がりしている。

■商品情報
『パワー・トゥ・ザ・ピープル』
9CD+3ブルーレイ・デラックス・エディション
UICY-80676 / 38,500円税込
商品詳細はこちら
★9枚のCD+3枚のブルーレイ(音源のみ)
★3Dレンチキュラー・カヴァー
★ブルーレイ音声:HDステレオ、HD5.1サラウンド、ドルビーアトモス
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4LP

John Lennon

WRITER

MeloFlux編集部

メインライターの酒井裕紀を中心に最新の洋楽、KPOPなど世界の音楽の情報を中心にお届け。主にレーベルやアーティストに関連したプレスリリースやランキング、ミュージック・ビデオ等の映像公開、来日公演情報などを発信しています。