パニック!アット・ザ・ディスコ、『When We Were Young Festival 2025』で一夜限りの復活

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パニック!アット・ザ・ディスコ、『When We Were Young Festival 2025』で一夜限りの復活
引用:Image: Imstagram (@panicatthedisco Photo Credit Zak Cassar)

2023年に活動を終了したPanic! At The Disco(パニック!アット・ザ・ディスコ)が現地時間2025年10月18日・19日、米ラスベガス・フェスティバル・グラウンドにて開催された『When We Were Young Festival 2025』に出演。解散から約2年ぶりとなる一夜限りの復活を果たした。

デビュー作『A Fever You Can't Sweat Out』の20周年を祝うスペシャル・ライヴとして行われ、数万人の観客が見守る中、突如ステージ上の幕が落ちると同時に会場全体が大きな悲鳴に包まれた。Brendon Urie(ブレンドン・ユーリー)はかつてと変わらぬパワフルなボーカルでステージを支配。「戻ってこられて本当にうれしい。ここ(ラスベガス)は僕たちのホームなんだ。」と、曲間に放たれたその一言に、客席からは割れんばかりの歓声が返ってきた。

ライヴは『A Fever You Can't Sweat Out』の1曲目から順に完全再現。そしてセットのハイライトは、代表曲「I Write Sins Not Tragedies」でのサプライズ。ステージに元ドラマーのSpencer Smith(スペンサー・スミス)が登場すると、観客は大歓声。ブレンドンと肩を並べて演奏する姿は、かつてのバンド黄金期を思い出させる瞬間だった。曲のラストでふたりが抱き合うと、ステージ前列では涙を流すファンの姿も多く見られた。

今のところ活動再開の正式発表はないが、『A Fever You Can't Sweat Out』の20周年を祝うアニバーサリーボックスセットが近日発売予定であることを発表している。SNSではリリースについて振り返るコメントを残しており、「それは、4人の若者が高校の卒業式をサボり、夢をレコードにするためにバンに乗り込み、ラスベガスからメリーランドまで車を走らせたことから始まりました。アルバムを完成させた時は、まるで勝利のようでした。誰が聴いてくれるかは誰も分かりませんでした。それから何年も経った今でも、まだ再生ボタンを押しているという事実は、全く別の驚きです。ありがとうございます。」と感謝を述べている。

■商品情報
Panic! At The Disco『A Fever You Can't Sweat Out』
発売中

Panic! at the Disco

WRITER

MeloFlux編集部

メインライターの酒井裕紀を中心に最新の洋楽、KPOPなど世界の音楽の情報を中心にお届け。主にレーベルやアーティストに関連したプレスリリースやランキング、ミュージック・ビデオ等の映像公開、来日公演情報などを発信しています。