※本ページにはアフィリエイト広告(PR)が含まれます

伝説のメタル・バンドのIron Maiden(アイアン・メイデン)は、40年前の10月14日に『Live After Death / 死霊復活』を発売した。この40周年を記念すべく、バンドは限定の2枚組のアナログ盤を2025年11月28日(金)に発売することを発表した。
本アナログ盤は1枚青色、そして1枚黄色で、2015年のリマスターされた音源が収録されている。更に、当時のツアーパスのレプリカやアイアン・メイデンのファンクラブの編集者であるAlexander Milasとメンバーのインタビュー入りの12ページのブックレットが封入されている。
バンドのSNSではSteve Harris(スティーヴ・ハリス)のコメントも掲載。「俺たちはとにかくツアーに明け暮れていた。文字通り『レコーディング、ツアー、レコーディング、ツアー』の繰り返しで、止まらなかった。ロッドは古き良きムチを振るっていた。それが正しいやり方だった。俺たちは完全に乗り気だった。やりたくないことをやっていたわけじゃない。自分が無敵だと思って『ああ、大丈夫、やってやる』って言うんだ。それが俺たちみたいなバンドには唯一の方法だった。当時はラジオで流れることなんて全くなかったからな。」
約50年も活動しているアイアン・メイデンはこれまで通算17枚のアルバムを発売して約1億枚売れている。2,500以上のライヴ公演を64ヵ国以上で開催し、多数のグラミー賞とブリット・アワードを受賞している。
なお、2026年にアイアン・メイデンに関するドキュメンタリー映像がリリースされる予定である。
■商品情報
アーティスト:Iron Maiden / アイアン・メイデン
タイトル:『Live After Death / 死霊復活』 40周年記念盤(アナログ盤)
リリース:2025年11月28日(金)
・アルバムリンク
■プロフィール
1975年にロンドンで結成、80年代初頭に起こったニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル・ムーヴメント(NWOBHM)を牽引し、80年代後半から90年代のメタル・ブームの立役者としてシーンに多大なる影響を与え、新世紀に入ってからもヘヴィ・メタル最大のアイコンとしてシーンに君臨し続ける、最も成功したメタル・バンドがこのアイアン・メイデンだ。
1980年に発表したデビュー作『鋼鉄の処女』を発表して以降、15枚のスタジオ作品と11枚のライヴ作品、その他ベスト・アルバムやボックス・セットなどを発表し、累計アルバム・セールスは9,000万枚を超え、ケラング!アワーズやメタル・ハマー・アワーズといったメタル系の賞はもちろんのこと、グラミー賞やブリット・アワードといったジェネラルな音楽賞も合わせおびただしい数の賞を受賞している。
オリジナル・ヴォーカリストであったポール・ディアノが『鋼鉄の処女』(80年)『キラーズ』(81年)の2枚のアルバムを発表した後に脱退、その後ブルース・ディッキンソンをヴォーカルに迎え、82年に3rd『魔力の刻印』を発表、この作品は全英1位に輝き、その後の快進撃に続いていく。83年には『頭脳改革』、84年に『パワースレイヴ』、86年に『サムホエア・イン・タイム』、88年に『第七の予言』とコンスタントの作品を発表、名実ともに「ヘヴィ・メタル」の最強バンドとしての地位を築き上げる。その後も90年に『ノー・プレイヤー・フォー・ザ・ダイイング』、92年に『フィア・オブ・ザ・ダーク』を発表、その人気と実力を揺るぎないものとするが、ここでブルース・ディッキンソンがバンドを脱退、シーンに大きな衝撃を与えた。
その後バンドはブレイズ・ベイリーを新たなヴォーカリストに迎え、95年に『Xファクター』を、98年には『ヴァーチャルXI』を発表するが、ブルース在籍時の勢いはなく、しばしの低迷期を迎える。
新世紀を迎える頃、ブルース・ディッキンソンとギタリストのエイドリアン・スミスが復帰し、トリプル・ギター編成となったバンドは、2000年に『ブレイヴ・ニュー・ワールド』、03年には『死の舞踏』、06年に『ア・マター・オブ・ライフ・アンド・デス~戦記』とコンスタントに作品を発表し、新旧メタル・ファンを熱狂させ、ファンの世代交流を現実のものにする存在へと登り詰めていく。10年に発表した『ザ・ファイナル・フロンティア』は全英のみならず世界各国で1位を記録、全米でも4位、日本でも総合チャートで5位を記録し、その凄まじい人気を見せつけた。15年には16枚目のアルバムとなる『魂の書~ザ・ブック・オブ・ソウルズ~』をリリース。2週連続で全英1位、日本でもオリコン洋楽チャートで1位を記録、翌年4月には両国国技館公演で来日、公演日2日間とも即日完売の大盛況に幕を閉じた。18年にはワールド・ツアー「レガシー・オブ・ザ・ビースト」をスタート、これまで10年以上ライブ・パフォーマンスされていなかった楽曲を織り交ぜたプレイリストに世界中を熱狂の渦に巻き込んでいる。