ロバート・プラント、新たなバンドを従えたニュー・アルバム『Saving Grace』を9/26に世界同時発売!

BY

※本ページにはアフィリエイト広告(PR)が含まれます

ロバート・プラント、新たなバンドを従えたニュー・アルバム『Saving Grace』を9/26に世界同時発売!
Photo Credit Tom Oldham

伝説のロック・シンガーにしてシーンの最高峰に君臨する至高のアーティスト、Robert Plant(ロバート・プラント)。1982年にソロ・アルバムをリリースして以来、ソロ・アーティストとしてもコンスタントに作品を発表してきた。ロックだけにとどまらず、幅広いサウンド・スタイルを貪欲に取り入れながら精力的に活動を続けるプラントから新作『セイヴィング・グレイス』発表のニュースが届いた。9月26日にNonesuch Recordsから全世界同時リリースとなるこのアルバムは、彼が優れたミュージシャンたちを擁した新たなバンドを従えて発表する1枚目の作品であり、プラントは本作を「失ったものを再び手にしたようなソングブック」だと呼んでいる。

この『セイヴィング・グレイス』の創生となったのは、プラントが慣例的に行っている放浪の旅がほとんど禁じられ、ホビットの里で過ごすかのような、ロックダウンの最中に始まった。プラントの最近の放浪の旅は、ナッシュビルを中心に行われていた。アリソン・クラウスと再びタッグを組んだ『Raise The Roof』が2021年にインディーズ・アルバム・チャートで首位に輝き、グラミー賞の複数部門にもノミネートされ、主な活動の場はアメリカとなっていたのだ。しかしその中で彼はイギリスの田舎で多様なミュージシャンたちから成るこのグループと密接な関係を築いて行った。彼らはプラントが愛する感情を揺さぶるような楽曲への傾倒をそれぞれの経験を通して示し、プラントと共通するものを持っていた。そして彼とセイヴィング・グレイスの面々、ヴォーカリストのスージー・ディアン、ドラマーのオリ・ジェファーソン、ギタリストのトニー・ケルシー、バンジョーと弦楽器奏者のマット・ウォーリー、チェリストのバーニー・モース・ブラウンとともに、6年を過ごし、歓喜と自由奔放さをもって時間と空間を紡ぎながら、幅広いスタイルと個性的な制作活動の場へと成長していった。

ロバート・プラントは次のように語っている。「俺たちは本当によく笑うんだ。自分にはそれがしっくり来ていると思ってる。何かに深刻になり過ぎる理由もなければ、うんざりすることもない。全てを包み込む優しさ…それはこの愛情に溢れるメンバー全員が発しているものだ。彼らは、それまで決して表現したことがないようなものでも全てやり遂げてくれる。そうやって彼らは唯一無二のスタイルを確立して、そして共に、今までの中で最も興味深い地点に辿りついた」。

ロバート・プラントがこれまでNonesuch Recordsからリリースし高い評価を得た作品、2014年発表の『ララバイ・アンド… ザ・シースレス・ロアー』、2017年発表の『キャリー・ファイア』に続いて、『セイヴィング・グレイス』は絶え間なく轟き続けるプラントのソロ・アーティストとしてのキャリアを新たに輝く方へと導く1枚だ。プラントとセイヴィング・グレイスが共同でアルバムのプロデュースを手掛け、コッツウォルズとウェールズとの国境近い場所で、2019年4月から2025年1年にかけて録音された。『セイヴィング・グレイス』は、100年にわたって受け継がれてきた音楽たちに新たな息吹を吹き込んだのだ。メンフィス・ミニーに遡り、ボブ・モズレー(モビー・グレープ)、ブラインド・ウィリー・ジョンソン、ザ・ロー・アンセム、マーサ・スキャンラン、サラ・シスキンド、ミミ・パーカーとアラン・スパーホークのロウによる楽曲など、名曲の宝庫ともいうべき楽曲が今作に収録されているのだ。

ロバート・プラントとセイヴィング・グレイスは、ここ数カ月、数年にわたって英国とヨーロッパ全域でツアーを行ってきたが、今秋、初のアメリカ公演を行う。初回の12公演の日程が発表され、そこにはニューヨークのブルックリン・パラマウント、ポート・チェスターのキャピトル・シアター、シカゴのザ・ヴィック、ロサンゼルスのユナイテッド・シアターなどでの公演が含まれる。

■商品情報
<日本盤>
2025年9月26日発売 
『セイヴィング・グレイス』CD
WPCR-18761
税込価格:2,970円
解説/歌詞・対訳/日本盤のみ封入特典予定
<輸入盤>
2025年9月26日発売
Robert Plant『Saving Grace』 
・CD
・LP
<デジタル配信>
2025年9月26日配信開始
予約注文はこちらから

■アルバム『セイヴィング・グレイス』トラックリスト
(邦表記)
01. シボレー
02. アズ・アイ・ローヴド・アウト
03. イッツ・ア・ビューティフル・デイ・トゥデイ
04. ソウル・オブ・ア・マン
05. チケット・テイカー
06. 花嫁にはなれない
07. ハイアー・ロック
08. トゥー・ファー・フロム・ユー
09. エヴリバディーズ・ソング
10. ゴスペル・プラウ
(英表記)
01. Chevrolet
02. As I Roved Out
03. It's A Beautiful Day Today
04. Soul Of A Man
05. Ticket Taker
06. I Never Will Marry
07. Higher Rock
08. Too Far From You
09. Everybody's Song
10. Gospel Plough

■ミニ・バイオ
セイヴィング・グレイスは、ロバート・プラントがウェールズ地方との境界近くの故郷に戻ってから初めて出会った、ルーツ・ミュージックへの思いを共有できる仲間と共に結成。プラントが2019年に地元で、非公式なプロジェクトとしてスタートしたのが始まり。その後彼らは1年弱共に活動し、予告なしにフェアポート・コンヴェンションの前座を数回務める。しかし、パンデミックによってツアーやリリースのプランは一時棚上げに。コロナの規制が緩和されると、彼らは納屋で非公式にレコーディングを開始し、時には木々にマイクを吊るして野外でレコーディングすることもあった。そしてライヴ・ハウスやコンサート・ホールでのパフォーマンスが解禁になると、特別な告知をせず、地元の会場をひっそりとブッキングし活動を始める。

Robert Plant

WRITER

MeloFlux編集部

メインライターの酒井裕紀を中心に最新の洋楽、KPOPなど世界の音楽の情報を中心にお届け。主にレーベルやアーティストに関連したプレスリリースやランキング、ミュージック・ビデオ等の映像公開、来日公演情報などを発信しています。