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アイルランド出身のオルタナティブ・ロック・バンド、NewDad(ニューダッド)がセカンド・アルバム『Altar』をリリースした。
このアルバムのフォーカス・トラックは「Misery」となり、フロント・ウーマンのJulie Dawson(ジュリー・ドーソン)は不幸の中にいる自身の姿を率直に表現した楽曲となっていると、以下のようにコメントしている。
「この曲は、変化を起こして人生を良くしようとするよりも、惨めで居心地の悪い場所に留まる方が時に楽だということを歌っています。要するに、問題を解決するよりも、ただふさぎ込む方が楽なんです。歌詞のドラマ性は確かに少し誇張されていますが、曲のエネルギーに合わせるためにそうする必要があったのだと思います。この曲「Misery」では本当に自由に表現できた気がします。」
アルバム『Altar』では「Roobosh」のカタルシス的な衝撃、「Pretty」の物憂げな雰囲気を醸し出す曲調、「Everything I Wanted」の自己不信との対峙を経て、「Misery」を収録した今作は彼らがアイルランド、ゴールウェイからロンドンへ移住した直後に書かれた、バンドの葛藤や素直な気持ちが赤裸々に表現された作品となっている。
『Altar』はメンバーがゴールウェイからロンドンへ移住した後の2年間にわたって制作されたアルバムであり、ホームシック、アイデンティティ、自分の夢を追うことの代償など、心の葛藤を描きながら、光と影、癒しと痛みの間を行き来するような作品に仕上がっている。
アルバムについてジュリーはこう語っている。
「このアルバムは、私にとって「家や故郷へのラブレター」。“Altar=祭壇”というタイトルは、アイルランドこそが自分にとっての信仰の対象、つまり心から崇拝している場所だという意味を込めました。」
プロデュースと共作は、Shrink(Sam Breathwick)(シュリンク(サム・ブレスウィック))とJustin Parker(ジャスティン・パーカー)が担当。ドリーム・ポップのようなテクスチャーと、鋭いギター、感情に訴える歌詞が美しく融合し、新たなステージへと進化しているバンド・サウ
2020年のデビュー以来、Pixies (ピクシーズ)やThe War on Drugs(ジ・ウォー・オン・ザ・ドラッグス)、Fontaines D.C.(フォンテインズ D.C.)らとの共演、2024年発売のアルバム『Madra』での世界ツアーを経て、国際的な注目を集め続けているニューダッド。2025年7月26日(土)にはFUJI ROCK FESTIVAL '25 にも出演し、日本での活動も記憶に新しい。新作『Altar』は、さらなる飛躍を確信させる一枚となっている。
■商品情報
アルバム:Altar / オルター
リリース:2025年9月19日(金)
・アルバムリンク
■プロフィール
アイルランド・ゴールウェイ出身のドリーム・ポップ/シューゲイザー・バンド。2018年に結成され、The CureやSlowdiveから影響を受けつつ、90年代オルタナを現代的に再構築したサウンドで注目を集めている。2025年3月にベーシストのカーラ・ジョシが脱退し、現在はジュリー・ドーソン(ヴォーカル/ギター)、ショーン・オダウド(リードギター)、フィアクラ・パースロー(ドラム)の3人で活動中。彼らの音楽は、美しいサウンドとアグレッシブな要素が融合し、常に進化を遂げている。2025年夏にはFUJI ROCK FESTIVAL '25(2025年7月26日(土))への出演も果たした。