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3度のグラミー(R)受賞プロデューサー/アーティストのShooter Jennings(シューター・ジェニングス)が、伝説的シンガーである父、Waylon Jennings(ウェイロン・ジェニングス)の完全未発表音源を収録したアルバム『Songbird』をリリースした。本作は3作にわたる未発表アルバム・シリーズの第一弾として、全世界でリリースされる。
アルバムからは、先行シングルとしてフリートウッド・マック、1977年の名曲「Songbird」をウェイロンがカバーしたタイトル曲と、ジョニー・ロドリゲスが書き下ろし、1978年のアルバム『I’ve Always Been Crazy』のセッションで録音された「The Cowboy (Small Texas Town)」がリリースされている。
シューター・ジェニングスは、アルバムについて、「アルバム『Songbird』は、父(ウェイロン・ジェニングス)の現代への帰還を祝福する最初の作品で、これから数年の間に、誰も聴いたことのない音源が次々と明らかになるでしょう。このプロジェクトを通して、父がなぜ音楽を作り続けたのか、まったく新しい理解をもたらしてくれた。テープには懸命な努力の跡があり、その中にある情熱と魂は、録音された日と同じように今も生き続けているんです。このアルバムが、私に与えてくれた喜びを皆さんにも届けたいと思っています。」と語っている。
■完全未発表曲アルバム『Songbird』について
カントリー界のスーパースター=ウェイロン・ジェニングスの未発表音源を集めた3枚のアルバム(3部作)のうちの1枚目となる『Songbird』は、ウェイロンと彼の長年のドラマーであり共同プロデューサーであるリッチー・オルブライトが、1973年から1984年にかけ、様々なスタジオで制作した音源を集めたもの。
オルブライトや著名なペダル・スティール・ギタリストのラルフ・ムーニーを含む忘れ難き彼のバックバンド、ザ・ウェイラーズのメンバー、そしてトニー・ジョー・ホワイト、ジェシ・コルターなどの特別ゲストが参加している。ハリウッドの神聖なるサンセット・サウンド・スタジオ3でシューター・ジェニングスが新たに編纂とミックスを担当した。
アルバムから7月に先行リリースされた1stシングル「Songbird」は、フリートウッド・マックの名曲を、ウェイロンが見事にアレンジしたバージョン。そんなシングル「Songbird」とアルバム『Songbird』プロジェクトは、6月15日、カリフォルニア州ウェスト・ハリウッドのザ・ヴァイパー・ルームで行われたシューター主催のウェイロン・ジェニングス誕生日パーティー/父の日祝賀会で正式に発表。当日はウェイロンのバック・バンド、The Waylorsの残されたメンバーに加え、カントリー/アメリカーナ界で活躍中のジェイミー・ワイアット、エリザベス・クックク、アシュリー・モンロー、チャーリー・クロケット、そしてシューター・ジェニングスがハウス・バンドとなり、ウェイロン・ジェニングスの輝かしい名曲の数々を披露した。
■商品情報
Waylon Jennings / ウェイロン・ジェニングス
完全未発表曲アルバム『Songbird』 /『ソングバード』
2025年10月3日(金)リリース
・配信リンク
レーベル:Son of Jessi/Thirty Tigers
(国内盤なし/輸入盤・配信のみ)
■『Songbird』トラックリスト
1. Songbird
2. The Cowboy (Small Texas Town)
3. I'd Like To Love You Baby
4. I'm Gonna Lay Back With My Woman
5. Wrong Road Again
6. I Hate To Go Searchin' Them Bars Again
7. The Brand New Tennessee Waltz
8. (I Don't Have) Anymore Love Songs
9. After The Ball
10. Dink's Blues
■ウェイロン・ジェニングス バイオグラフィー
1937年テキサス州生まれ。8歳からギターを弾きはじめ、14歳でラジオDJとなった彼は、その後バディ・ホリーに認められバックを務めたことでも知られる。バディ亡き後は、ソロ活動を経てナッシュヴィルでデビュー。しかし、ナッシュヴィルの旧態依然としたプロデュース・システムに反感を覚え、自身のバンドThe Waylorsと共に活動。アルバム『レディーズ・ラヴ・アウトローズ』(72年)に次いで、自身でプロデュースした『ロンサム・オンリー・アンド・ミーン』(73年)、『ホンキー・トンク・ヒーローズ』(同)が成功を納め、ウィリーとともにナッシュヴィル産のカントリーとは異なる“アウトロー・カントリー”ブームを巻き起こした。
1985年からは、クリス・クリストファーソン、ウィリー・ネルソン、ジョニー・キャッシュとThe Highwaymen結成。2001年にカントリーミュージックの殿堂入り。翌2002年2月13日、64歳で死去。