サム・スミス、1年以上ぶりとなる新曲「To Be Free」のミュージック・ビデオを公開

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サム・スミス、1年以上ぶりとなる新曲「To Be Free」のミュージック・ビデオを公開
Photo Credit Collier Schorr

Sam Smith(サム・スミス)がソロでのシングルとしては約1年半ぶりとなる新曲「To Be Free」をリリース。ミュージック・ビデオも公開となった。

(LA)HORDEが監督を務めたミュージック・ビデオはレジデンシー公演が行われるワルシャワで撮影され、シングルでも聴けるThe TwoCity Chorusが会場に流れ込み、サムと共に力強い「To Be Free」を披露し、熱狂的なエネルギーと伝染するような喜びに満ち溢れたものとなっている。

The TwoCity Chorusは、フィラデルフィアとニューヨーク出身のレコーディング・アーティスト集団で、サムの長年のコラボレーターであるAnt Clemons(アント・クレモンズ)の協力を得て、ブランドン・ペインがコーラスのキュレーションを担当した。フランスのコンテンポラリーダンス集団であり、マルセイユ国立バレエ団の芸術監督でもある(LA)HORDEは、サムの世界的大ヒットシングル「Unholy」のミュージック・ビデオの振付を手掛けた後、キム・ペトラスをフィーチャーしたミュージック・ビデオの監督も務めた。

サムは再びAndreas Kronthaler(アンドレアス・クロンターラー)とコラボレーションし、ヴィヴィアン・ウエストウッドのカスタムルックを纏っており、これらのルックは、愛、受容、そして最終的には内なる平和と喜びという物語を紡ぎ出す、この音楽の古典主義と時代を超越した回帰を反映している。

サム・スミス特有の伸びやかなボーカルと、The TwoCity Chorusの伴奏に支えられたこのソウルフルなアコースティック・ソングは、弱さが勇気と自由を解き放つ力を持つというテーマを探求している。サムは長年のコラボレーターであるSimon Aldred(サイモン・アルドレッド)と共にこの曲の共作とプロデュースを手掛けた。

「この曲を作った時のレコーディング体験は、今までに経験したことがありません。最初から最後まで、ボーカルとギターはワンテイクで、友人サイモン・アルドレッドと純粋な音楽と表現力で、ライブパフォーマンスを披露したような曲です」とサム・スミスは説明している。「5年前、前作『Gloria』の制作中に書いた曲なんですが、アルバムにふさわしい曲ではないと分かっていたので、ずっと放置していました。でも、人生の中で自分自身が自由になった時期に生まれた曲なんです。」

サムはこう付け加える。「この曲を書いていると、川の光景が頭の中に、そして心の中に何度も浮かんできました。イギリスの田舎、ケンブリッジシャーの小さな川のそばで育ちました。その後ロンドンに移り、テムズ川沿いに住み、今はハドソン川沿いに住んでいます。川は私の人生に深く関わっています。だから、自分の音楽やアーティストとしての表現を川に例えるのは興味深いと思いました。この5年間、サイモンと私は『To Be Free』の世界観に合う音楽を作り続けてきました。そしてこの間、幸せな時も、悲しい時も、孤独な時も、怒りの時も、この曲を聴き続けてきました。この曲は私にとって姉妹のような存在であり、家族のような存在であり、最終的には私を落ち着かせてくれる存在です。今、私はこの曲を手放す準備ができています。そして、この曲が誰かの心にも同じよう作用してくれることを願っています。」

今作のリリースと共に加えて、ブルックリンの歴史ある会場、ワルシャワでの12夜にわたるレジデンシー公演『To Be Free: New York City』を10月に開催することも発表している。

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サム・スミス
Sam Smith「To Be Free」
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Sam Smith

WRITER

MeloFlux編集部

メインライターの酒井裕紀を中心に最新の洋楽、KPOPなど世界の音楽の情報を中心にお届け。主にレーベルやアーティストに関連したプレスリリースやランキング、ミュージック・ビデオ等の映像公開、来日公演情報などを発信しています。