
カナダ発モダングランジ・デュオのソフトカルト、デビュー・アルバム『When A Flower Doesn't Grow』リリース
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カナダ・オンタリオ州を拠点に急成長中のモダン・グランジ双子デュオ、Softcult(ソフトカルト)がデビュー・アルバム『When A Flower Doesn't Grow』をリリースした。またアルバムのリリースにあわせて、反骨心あふれる最新シングル「Not Sorry」のミュージック・ビデオも公開となった。
新曲について、ボーカルのMercedes Arn-Horn(メルセデス・アン・ホーン)は次のように語っている。
「“Not Sorry”は、他者の憎悪に満ちた無知が自分たちの自尊心に影響を及ぼさないようにすることをテーマにした曲です。家父長制社会は、文化的・人種的・性的、そしてジェンダーのマイノリティに対して、非常に残酷になり得ます。こうした憎悪の多くは、無知や“武器化された誤情報”から生まれています。特定の政治組織は、マイノリティ集団を自らの権力維持への脅威と見なすと、憎悪に満ちた言説を拡散します。ヘイトスピーチは、標的とされた人々を沈黙させるための手段です。だからこそ、憎しみだけが唯一の物語にならないよう、対抗する言葉で声を上げることが重要であると同時に、私たち自身を含め、影響を受ける人々のメンタルヘルスを守ることも大切なのです。」
さらに彼女は次のように続ける。
「この曲は、教育が憎悪に基づく無知を解消し得る一方で、私たちが出会うすべての憎悪的な人々を教育する責任までは負っていない、という認識について歌っています。私たちは自分自身のため、そして民主主義のためにも、心の平穏と幸福を守る必要があります。恥や不安、恐怖、その他あらゆる憎悪がもたらす心理的影響によって、沈黙させられてはなりません。私たちの存在そのものが、怒りに満ちた無知な人々を刺激するからといって、謝罪すべき理由など何もないのです。」
デビュー・アルバム『When A Flower Doesn't Grow』は、これまでで最も恐れ知らずで、かつ変革的な作品となっている。個人的な混乱と自己探求の時期に書かれた本作は、トラウマ、幻滅、自己肯定、そして最終的な解放への道筋をたどる。アルバムタイトルは、メルセデスが人生の重要な瞬間に心を打たれた言葉に由来する。
「花が咲かないのなら、その花を変えるのではなく、花が育つ環境を整えなさい。」
この考え方はアルバム全10曲を通して貫かれており、抑圧や虐待、画一性のサイクルを描きつつ、そこから抜け出す勇気を讃えている。
メルセデスはこう振り返る。「真実は、抑圧される環境では何も育たないということです。私たちは、抑圧的な環境の中では繁栄できません。自分たちが成長できるよう、周囲の世界もまたそのための環境である必要があります。」
音楽的には、ソフトカルトはグランジ、シューゲイズ、オルタナティブ・ロックの豊かな融合をさらに拡張し、ファズがかったリフや夢のようなサウンドスケープに、生々しく告白めいたリリシズムを織り交ぜる。その結果、作品は親密でありながら普遍的。周囲の環境に縛られたり、抑圧されたように感じたことのあるすべての人に向けたアルバムであり、自由と本物らしさを追求する中で、自分自身と互いを大切にすることを呼びかける力強いメッセージでもある。
■商品情報
Softcult(ソフトカルト)
デビュー・アルバム『When A Flower Doesn't Grow』配信中
レーベル:Easy Life Records
■『When A Flower Doesn't Grow』トラックリスト
1. Intro
2. Pill To Swallow
3. Naive
4. 16/25
5. She Said, He Said
6. Hurt Me
7. I Held You Like Glass
8. Queen Of Nothing
9. Tired!
10. Not Sorry
11. When A Flower Doesn't Grow
■ソフトカルト(Softcult)プロフィール
2020年、カナダのオンタリオ州で結成されたオルタナティブロック/シューゲイザーバンド。元カーレッジ・マイ・ラヴ(Courage My Love)の双子のアン・ホーン(Arn-Horn)姉妹=メルセデス(Mercedes)とフェニックス(Phoenix)の2人組。
2023年リリースのEP『See You In The Dark』は、本国カナダのみならず世界的に高い評価を獲得し、話題を集めてきた。同年5月に東京・福岡にて行われた初来日公演は大成功を収め、その名を広めた。Softcultの支持者には、パラモアのヘイリー・ウィリアムスからブリング・ミー・ザ・ホライズンのオリヴァー・サイクスまでが名を連ね、インキュバスやミューズといった大御所ロックバンドのオープニング・アクトを務め、Alternative Press 、Kerrang!、カナダ放送協会、The Gay Timesなど多数のメディアから注目を集めている。
ソフトカルトは、レコーディングスタジオで産声を上げ、独自の世界観を創造する。フェニックスがプロダクションとエンジニア、アートワークを担当し、メルセデスがビデオの監督・編集を担当。2人は、社会的、政治的、環境的な崩壊について啓発する、驚くほど親密な歌詞を書き上げる。すべてが、究極のDIY精神に則り、2人は“SCripture”と呼ばれる独自の定期冊子を制作・出版。Alternative Pressが注目する安全なオンライン・ファン・コミュニティ“Softcult Discord”サーバーにも積極的に参加する。
『When A Flower Doesn't Grow』は昨年リリースされ高い評価を受けた『Heaven EP』に続く作品で、同EPは死後の世界という概念をひっくり返し、未来ばかりに執着しながら現在の変革の緊急性を無視する文化に対する批評を投げかけた。このリリースにより、双子姉妹デュオは Spotify の MARROW プレイリスト(フォロワー470万人以上)のカバーを飾り、北米、英国、ヨーロッパ、オーストラリア、東南アジアを巡るツアーも行った。
彼女たちの音楽とメッセージは、革命は今も生きているということを絶えず思い出させてくれる――真の解放は、環境を変え、自分自身と互いを成長させることから始まる、という証でもある。