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Tame Impala(テーム・インパラ)が、NPR Musicが主催するライヴ・コンサートのビデオシリーズ『タイニー・デスク・コンサート』に出演した際のパフォーマンス映像が公開となった。
前回、2020年に出演した際には新型コロナウイルスによる影響で在宅勤務という形で行なわれたため、今回初めてタイニー・デスクでのパフォーマンスとなった。
Kevin Parker(ケヴィン・パーカー)はバンドと全曲アコースティックで行うことを決め、2019年の大ヒット曲「Borderline」からスタートさせると、続けてリリースされたばかりの最新アルバム『Deadbeat』の先行シングルとしてリリースされた「Loser」、「Dracula」をパフォーマンス。
これまでどんな形でも演奏したことがないと語るケヴィンだが、「とりあえずやってみようと思います。」と述べ、ライヴでありながら実験的であり挑戦でも見えるパフォーマンスとなった。曲のあいだには「私はみなさんと話すことになっているようですが、本当に言うことはあまりありません。」と述べ、必要最低限の会話のみであったが、演奏が終わるたびにバンド内でどこを失敗したかなど談笑する姿を見せている。そしてラストは2015年のアルバム『Currents』から「New Person, Same Old Mistakes」を披露して締めくくった。
前作『The Slow Rush』以来のアルバムとなる最新アルバム『Deadbeat』は、ケヴィン・パーカーの地元である西オーストラリア州フリーマントルと、インジダップにあるパーカーが所有するウェーヴ・ハウス・スタジオを往来しながら制作された。完璧主義者として知られるパーカーが、新たな発見をした即興性を取り入れ、さらに磨きをかけたアーティストの作品のように聴こえる。その特徴は、独特のミニマリズムとクランチ、そして言葉では言い表せないほど新しい次元をサウンドに加える音色とテクスチャ、そしてこれまで以上に豊かで遊び心のあるボーカルレンジにある。
サウンド面では、西オーストラリアのレイヴ・シーンと“ブッシュ・ドゥーフ”と呼ばれる人里離れた自然の中で開催されるオーストラリア発祥の野外ダンス・パーティーに強くインスパイアされた作風となっており、従来のサイケ・ロック・サウンドは踏襲されつつ、EDM、テクノ、サイケ・トランスといったダンス・ミュージックに影響を受けた野心的な一枚となっている。
アルバムからは「Loser」、「End of Summer」、「Dracula」の3曲が先行リリースされ、「Dracula」は米ビルボードホット100で初エントリーを果たしており、55位まで上昇している。
テーム・インパラは、『Deadbeat』をサポートする初のツアーを10月27日にスタートさせる。ツアーは4公演のうち最初の公演をニューヨーク・ブルックリンのバークレイズ・センターで開催。ツアーは11月17日にロサンゼルスのキア・フォーラムで3公演のうち最後の公演を行い終了するが、2026年春からイギリスとヨーロッパで大規模なツアーを行うことも発表している。
『Deadbeat』は国内盤のリリースも決定しており、10月22日(水)に発売。国内盤CDはライナーノーツと歌詞対訳の他、初回仕様限定でロゴステッカー付きとなっている。
■商品情報
テーム・インパラ
ニュー・アルバム『Deadbeat』
国内盤CD
・10月22日(水)発売
・2,860円(税込)
・通常ジュエル仕様
・初仕様ステッカー封入
・歌詞・対訳・解説付き
・SICP-6759
輸入盤CD
・絶賛発売中(10月17日発売)
配信アルバム
・絶賛発売中(10月17日発売)
■『Deadbeat』トラックリスト
1. My Old Ways
2. No Reply
3. Dracula
4. Loser
5. Oblivion
6. Not My World
7. Piece of Heaven
8. Obsolete
9. Ethereal Connection
10. See You On Monday (You're Lost)
11. Afterthought
12. End of Summer
