タイラー・ザ・クリエイター、新曲「SAG HARBOR」をミュージック・ビデオと共にサプライズリリース
引用:Tyler, The Creator SAG HARBOR - YouTube

タイラー・ザ・クリエイター、新曲「SAG HARBOR」をミュージック・ビデオと共にサプライズリリース

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Tyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)が新曲「SAG HARBOR」をミュージック・ビデオと共にサプライズリリースした。

今作はアルバム『CHROMAKOPIA』の成功や、4作連続の全米1位獲得、スタジアムツアーの完売など、タイラーにとって飛躍の年となった2025年を振り返る「勝利宣言(ビクトリー・ラップ)」のような内容となっており、公開されたミュージック・ビデオは椅子に座るタイラーと、過去のミュージック・ビデオで着用した衣装を着たタイラーの映像が重なり、最後には、「なんて素晴らしい1年だったんだ、見て聴いてくれたみんなありがとう(what an incredible year, thank you for all the eyes and ears)」というファンへの感謝のメッセージが添えられている。今作はストリーミングでの配信は行われておらず、ミュージック・ビデオのみとなっている。

タイラーは今年2枚のアルバムをリリース。第68回グラミー賞では『Chromakopia』が最優秀アルバム賞、最優秀ラップ・アルバム賞、最優秀アルバム・カバー賞に、『Don't Tap the Glass』は最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞にノミネート。他にも「Darling, I」は最優秀ラップ・パフォーマンス賞、「Sticky」は最優秀ラップ楽曲賞と計6部門にノミネートされている。

ヒップ​​ホップ、ジャズ、ソウルといった様々なジャンルを融合した『Chromakopia』は、作詞作曲、プロデュース、アレンジをタイラー自身が全て手掛けており、ヒップホップ、R&B, ロック、ジャズ、ダンス・ミュージック、民族音楽など様々なジャンルを縦横無尽に駆け回る相変わらずタイラー・ザ・クリエイターらしいサウンドは健在。一方でリリックの面では今年で33歳を迎えた自身を客観的に見つめるような成熟した一面ものぞかせている。米ビルボード200で初登場1位を獲得し、タイラーにとって3枚目となる全米1位アルバムとなった。10月には発売1周年を記念したデラックス版『CHROMAKOPIA +』配信リリース。CD/アナログ盤(フィジカル版)ボーナス・トラック、また日本においては『クロマコピア』日本限定デラックス・ボックス・セットに収録されていた「Mother」がストリーミングで初解禁となった。

『Chromakopia』からわずか約9カ月後にリリースされた『Don't Tap The Glass』は全10の楽曲が収録されており、タイラー自身がSNSで新作について“MADE FOR BODY MOVEMENT(体を動かすために作られた)”とコメントしているように、タイラー史上最もダンサブルな作品の一つに仕上がっている。

■商品情報
タイラー・ザ・クリエイター
Tyler, The Creator
『CHROMAKOPIA』
『CHROMAKOPIA +』
『Don't Tap The Glass』
配信中