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UKを代表する4人組オルタナティヴ・ロックバンドのWolf Alice(ウルフ・アリス)が8月29日(金)に新作アルバム『The Clearing』をリリースすることを発表。先週、新曲「Bloom Baby Bloom」をリリースし、ミュージック・ビデオも公開している。
Colin Solal Cardo(コリン・ソラル・カルド)が監督を務めたミュージック・ビデオでは、Bob Fosse(ボブ・フォッシー)からインスパイアを受けた演出の中、エミー賞受賞経験がある振付師のRyan Heffington(ライアン・ヘフィントン)によるダンサーたちとエリーのパフォーマンスが融合した、ロックの枠を超えた視覚体験を生み出している。
「Bloom Baby Bloom」は、2025年8月29日にリリースされるニュー・アルバム『The Clearing』の幕開けを告げる楽曲。Greg Kurstin(グレッグ・カースティン)を迎えてロサンゼルスでレコーディングされた本作は、重厚なベースリフと鋭いロックサウンドが際立つ、約3年ぶりの新曲にして、バンドの新たな時代の到来を予感させる強烈な一曲となっている。
ボーカルのEllie Rowsell(エリー・ロウゼル)は本作について「Axl Rose(アクセル・ローズ)のように歌いたかったけれど、女性である自分についてのロックソングを作りたかった」とコメントし、ギターを一時的に手放し“声”という楽器にフォーカスするという自由な創作姿勢が伺える。
ウルフ・アリスは、これまでにグラミー賞にノミネートされた「Moaning Lisa Smile」やマーキュリー賞を受賞した『Visions of a Life』、ブリット賞最優秀グループ賞を受賞した前作『Blue Weekend』など、数々の功績を重ねてきた。グラストンベリーでの主要出演など、世界的なステージを経験し、今や世代を代表するバンドへと進化を遂げている。
最新アルバム『The Clearing』は、70年代のクラシック・ポップ/ロックのエッセンスをまといながらも、現代にしっかりと根ざしたサウンドが特徴。無駄を削ぎ落としながらも強く響くメロディーと、多彩で鮮やかな楽曲群は、フリートウッド・マックが現代ロンドンで新作を作ったかのような錯覚さえ呼び起こす。人生の混沌を抜けたその先にある“静けさ”や“明瞭さ”をテーマにした本作は、バンドの新章の始まりを象徴する一枚となる予定だ。
■商品情報
ウルフ・アリス
Wolf Alice『The Clearing』
8月29日(金)リリース
先行シングル「Bloom Baby Bloom」
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