元フィーバー333メンバーの新プロジェクト、ハウス・オブ・プロテクションがジャンルを越えた無限の創造性を発揮した衝撃のデビューEP『GALORE』を発表

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元フィーバー333メンバーの新プロジェクト、ハウス・オブ・プロテクションがジャンルを越えた無限の創造性を発揮した衝撃のデビューEP『GALORE』を発表
Photo Credit: Marco Beyermann

元FEVER 333(フィーバー333)のとStephen Harrison(ステファン・ハリソン)とAric Improta(アリック・インプロータ)による爽快な新プロジェクト、House of Protection(ハウス・オブ・プロテクション)がデビューEP『GALORE』をリリース。

ハードコア、エレクトロニカ、そしてパンクという、それほど隔たりのない世界の架け橋となった彼らは、無限の創造性を発揮する空間と、カオスを燃料とするコミュニティを作り上げる。ジョーダン・フィッシュ(元ブリング・ミー・ザ・ホライズン)がエグゼクティブ・プロデューサーを務めた全6曲を収録しており、2人の卓越した演奏力を全面に押し出した、全力で駆け抜ける作品となっている。

バンド結成からわずか4ヶ月で、「It's Supposed To Hurt」、「Learn To Forget」、「Being One」、「Pulling Teeth」といった4曲のシングルをリリースし、ジャンルに縛られないサウンドを披露してきたハウス・オブ・プロテクション。本作はThe GuardianやNME、Alt Pressなどの音楽プレスから高い評価を得ており、『GALORE』のカタルシスに満ちたエネルギーを予感させるものとなっている。

EP『GALORE』の制作について、ハウス・オブ・プロテクションは次のようにコメント。

「このEPは、これから私たちが届ける音楽の方向性を示す大切な作品なんだ。様々なスタイルやヴァイブスが詰まっていて、常にエネルギー全開です。これがあなたのインスピレーションになれば嬉しいね。おかえり、ぼくたちのホームに」。

このEPで初披露となっている楽曲は、「Better Off」と「Fuse」。「Fuse」は、90年代のレイヴシーンを彷彿とさせるノスタルジックな一曲で、パンクのアティチュード、ロックのリフ、そしてThe Prodigyを彷彿とさせるエレクトロニックな要素も満載。彼らの高エネルギーでハードコアなスタイルに忠実でありながら、カオスとボーカルの冷静さのバランスが取れており、これが初めて歌った作品とは思えないほどだ。また公開された公式ビデオでは、AricとStephenが地下の倉庫スペースで、2つのプラットフォームを使って観客を圧倒するパフォーマンスを披露している。

「Fuse」について、アリックは次のように語っている。

「俺にとって、「Fuse」はアルバムの中心的な曲に感じてるんだ。ヴァースでは初期の曲にあったあの生々しいエレクトロニックなエネルギーが詰まっていて、サビではSteveのボーカルとJordanのプロダクションが対照的でリッチになっている。この曲は仕上げた後も、一番よく聴いている曲だと思うよ。」

リリースに先立ち、EPの各面は創造性に富んだ複雑でハイリスクなミュージック・ビデオと共に公開され、ファンの話題をさらってきた。ハウス・オブ・プロテクションは、音楽的な体験と同じくらい視覚的な体験をもたらしており、彼らのライブも例外ではない。その爆発的なエネルギーを、10月4日にロサンゼルスのThe Echoでのデビュー公演、そして10月15日にロンドンのUnderworldでのソールドアウト公演という2回のステージで披露する。

■商品情報
House of Protection(ハウス・オブ・プロテクション)
デビューEP『GALORE』配信中
配信リンク
レーベル:Red Bull Records

■『GALORE』トラックリスト
1. Pulling Teeth
2. Fuse
3. Learn To Forget
4. Being One
5. It's Supposed To Hurt
6. Better Off

■プロフィール
House of Protection(ハウス・オブ・プロテクション)
House of Protectionはステファン・ハリソン / Stephen Harrisonとアリック・インプロタ / Aric Improtaによる新たな挑戦であり、一時の衝動に飲み込まれそうな人々の拠り所となる。2人は慣習や枠組みに対するこだわりをことごとく捨て去り、感情の赴くままにサウンドを探求し、それによってかつてないほど自分たちの限界を押し広げた。ハードコア、エレクトロニカ、パンクといったそれなりに相通ずる世界を持つジャンルの橋渡しをしつつ、果てしない創造性を活かすための場所と、混沌を原動力とする共同体を築き上げた。

ともに在籍したFever 333での経験、現在も続く実験的ロックバンドNight Versesでのアリックの活動、ポストハードコアを象徴するバンドThe Chariotにスティーヴがギタリストとして参加したことなどを経て、2人はその過激さを恐れない姿勢によってヘビーミュージックの世界にその名を知らしめている。House of Protectionは、その堂々たる自己表現を継続するための取り組みであり、いびつな器の中に怒りと不確実性と喜びと創造性を詰め込んでいる。

「自分たちのあらゆるアイデアを、それがどんなに無謀なものであっても安心して実行できる場所を作りたかった」とSteveは言う。その考えを土台としてHouse of Protectionは築かれており、それがリスナーたちに大胆不敵さと無上の喜びを与え、ひいては観衆と演者を隔てる境界線を曖昧にさせる。The Smashing Pumpkins、The Prodigy、Alice Glass、Massive Attack、Cocteau Twins、Sleigh Bellsなどに影響を受けてきた2人は、確立した独自の方法で確かなエネルギーをステージに持ち込むことのできるバンドに惹きつけられていた。

彼らは親しい友人であるNick DePirro(Night Versesのメンバー)とJordan Fish(Bring Me The Horizonの元メンバー)に協力を求め、縦横無尽で切迫感のあるデビューシングル「It's Supposed To Hurt」を制作。「ゼロから再出発するのは簡単ではないとわかっていたけど、そのフレーズが俺たちの指針になった。再出発は今回の重要なテーマになった」とアリックは説明する。House of Protectionは予測の及ばない空白の中で真価を発揮する。ここではすべてが受け入れられ、誰もが迎え入れられる。帰るべき場所はここにある。