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Primal Scream(プライマル・スクリーム)が、前作から8年8カ月ぶりとなる待望の12枚目のスタジオ・アルバム『Come Ahead』がBMGから11月8日(金)にリリースされた。
このアルバムはすでにファンやレビュワーから熱狂的な支持を受けており、MOJO誌は「『Come Ahead』はプライマル・スクリームの最高傑作の一つ」と称賛し、イブニング・スタンダードは「今年を象徴するアルバム」として五つ星評価を付けた。レコード・コレクターは「バンドが再び生まれ変わったアルバム」と評し、アナザー・マガジンは「喜びに満ちた魂を揺さぶる音楽」と賞賛、CLASH誌は「『Come Ahead』は彼らのキャリアにおいてさらなる高み」と表現、クラシック・ポップ誌は「プライマル・スクリームが再び重要な存在となった」と語っている。
リリースを記念してエディンバラ、グラスゴー、そしてロンドンで行われるボビー・ギレスピー参加の限定ライブとQ&A、そしサイン会は全てソールドアウト。
『Come Ahead』では、プライマル・スクリームの核であるソングライター、ボーカリスト、フロントマンのボビー・ギレスピーが、これまでのバンドキャリアの中で最もパーソナルな作詞作曲に挑んでいる。『Come Ahead』のソングライティングプロセスは2022年に始まり、その時点でボビー・ギレスピーは再びプライマル・スクリームのアルバムを作るかどうかは決めていなかった。そして、この作品は近年ではめずらしく、物語性を重視し、音楽より歌詞が先行して作られた。ボビーは一人でアコースティックギターを使い作曲し、長期にわたる創作意欲の爆発により次々とアイディアが形になった。このプロセスは、プロデューサーのデヴィッド・ホームズの協力を得て新たな方向性を模索し、『Come Ahead』のレコーディングはホームズとプライマル・スクリームのギタリスト、アンドリュー・イネスと共にベルファスト、ロンドン、ロサンゼルスという3つの都市を跨ぎ完成した。
アルバムのアートワークは、ターナー賞にノミネートされたアーティスト、ジム・ランビーによるボビーの故父、ロバート・ギレスピー・シニアの写真を使用し作成された。ボビーの父は社会正義を訴える活動に生涯を捧げたことで深く尊敬されており、『Come Ahead』には階級に関するテーマが掲げられている。「このアルバムには希望のメッセージが込められているけど、それは人間性の最悪の側面を受け入れることで調和されている」とボビーは語っている。
「Ready To Go Home」のオフィシャル・ミュージック・ビデオは、『Come Ahead』のアートワークの延長であり、同じくランビーが監督し、写真家のアレックス・ジェームズ=アイリンと共に手がけている。
プライマル・スクリームの前作アルバムからの時間の経過は、ボビー・ギレスピーが最も精力的に活動していた時期でもある。彼のキャリアで高く評価されたプロジェクトのいくつかを自在に行き来しながら、『Come Ahead』に収録すべき曲を着実に蓄えていた。2021年の回想録『Tenement Kid』はラフ・トレードの「ブック・オブ・ザ・イヤー」、NMEアワードの「ベスト・ミュージック・ブック」を受賞。バンドの時代を象徴するアルバム『Screamadelica』はリリースから30周年を迎え、ロンドンのアレクサンドラ・パレスを含む英国各地での大規模なソールドアウト公演を行った。ギレスピーはポール・ウェラーと組み、彼の最新アルバム『66』のシングル「Soul Wandering」の歌詞を共作し、パリではジェニー・ベスと共に全編デュエットのアルバム『Utopian Ashes』を制作した。ボビーはまた、アシッドハウス・デュオのパラノイド・ロンドンとコラボし、新曲「People (Ah Yeah)」でボーカルを務め、2023年の映画公開作品『Five Hectares』でフランスの映画監督エミリー・ドゥルーズと共に初の映画サウンドトラックを作曲した。さらに、近日リリース予定のピーター・ペレットのアルバム『The Cleansing』に収録される6曲に参加。これらの多岐にわたる新しいクリエイティブプロジェクトの数々が、『Come Ahead』が形を成すための重要な役割を果たした。
プライマル・スクリームは先日、『The Come Ahead Tour』を発表。2025年3月と4月に英国とアイルランドで14公演のヘッドラインショーを行う。チケットは現在販売中。このツアーは、2022年の『Screamadelica Live』と2023年の夏のヘッドラインショーが好評だったこともあり、プライマル・スクリームの待望のライブ復帰を記念するツアーとなる。クリスタル・パレスで開催されたサウス・フェイシング・フェスティバルでのヘッドラインセットは、テレグラフ紙で「力強く、感情的なパフォーマンス」と高く評価された。
『The Come Ahead Tour』は、2025年3月31日のブリストルのザ・ビーコンから始まり、4月1日にサウサンプトンのO2ギルドホール、4月3日にエディンバラのアッシャー・ホールと続き、4月4日と5日にはグラスゴーのO2アカデミーでの凱旋公演が行われる。その後、各地を回った後、4月19日のニューカッスルにある02シティホールで最終ライブが行われる。
ブリストル、サウサンプトン、エディンバラ、グラスゴー、バーミンガム、リバプール、マンチェスター、ノッティンガムの公演ではバクスター・デューリーが、ロンドンではファット・ホワイト・ファミリーがサポートとして出演。また、さらに多くのゲストが近日発表される予定。
・チケットの詳細はこちら
『Come Ahead』はダブル・バイナルとCDがフィジカル・リリースとなり、限定ミラーボード・ゲートフォールドのダブル・シルバー・バイナルも発売されている。また、公式アルバムストアでは限定ミラーボード・ゲートフォールドのダブル・レッド・バイナルと限定Tシャツも発売中。
■商品情報
プライマル・スクリーム
Primal Scream『Come Ahead』
11月8日(金)リリース
・アルバムリンク
■『Come Ahead』トラックリスト
1. Ready To Go Home
2. Love Insurrection
3. Heal Yourself
4. Innocent Money
5. Melancholy Man
6. Love Ain't Enough
7. Circus Of Life
8. False Flags
9. Deep Dark Waters
10. The Centre Cannot Hold
11. Settler's Blues
■UK and Ireland Headline Tour Dates 2025
31 March Bristol, Beacon *
1 April Southampton, O2 Guildhall *
3 April Edinburgh, Usher Hall *
4 April Glasgow, O2 Academy *
5 April Glasgow, O2 Academy *
7 April Birmingham, O2 Academy *
8 April Liverpool, Mountford Hall *
10 April London, Eventim Apollo +
11 April Manchester, Aviva Studios *
12 April Nottingham, Rock City *
14 April Belfast, Ulster Hall
15 April Dublin, 3Olympia Theatre
18 April Leeds, O2 Academy
19 April Newcastle, O2 City Hall
* = with support from Baxter Dury
+ = with support from Fat White Family