ブルース・スプリングスティーン、11/14(金)日本公開の映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』新場面写真が公開
©2025 20th Century Studios

ブルース・スプリングスティーン、11/14(金)日本公開の映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』新場面写真が公開

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ウォルト・ディズニー・ジャパン配給により、11月14日(金)に日本公開される、アメリカの魂20世紀を代表するロック・アイコンで、シンガーソングライターとしてトップを走り続けるBruce Springsteen(ブルース・スプリングスティーン)の若き日の父との確執、苦悩と創造の情熱を描く映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』の新場面写真が解禁となった。

1975年8月25日、ロック界を揺るがす一枚のレコードがリリースされた。ブルース・スプリングスティーンの3枚目のスタジオ・アルバム『Born to Run(邦題:明日なき暴走)』である。2025年現在、全世界で900万枚を売り上げている名盤中の名盤である。

伝説への予兆はあった。前年の5月9日にポストンで行われたスプリングスティーンのライヴで、世界で初めて『Born to Run』収録の数曲が披露された。このライヴを目撃したローリング・ストーン誌のジョン・ランダウは、「私はロックンロールの未来を見た。その名はブルース・スプリングスティーン」とその衝撃を伝えた。SNSがまたない時代に、“リアル・ペーパー”に寄稿されたこのレビューは瞬く間にロックファンに伝わっていく。

1973年1月に『Greetings from Asbury Park, N.J.(邦題:アズベリー・パークからの挨拶)』でメジャー・デビューしたブルース・スプリングスティーンは、同年9月には第2作『The Wild, the Innocent & the E Street Shuffle(邦題:青春の叫び)』を発表した。だがアルバムに対する反響は少なく、レコード会社との関係も微妙な状況を迎えていた。1975年、起死回生を賭けたサード・アルバムの締め切りとツアー開始が目前に迫る中、スプリングスティーンとEストリートバンドは歌詞やアレンジ、サックスの音にまでこだわる徹夜のレコーディングを続けた。

そして、8月25日『Born to Run』がリリースされるや一大センセーションを巻き起こす。10月にはビルボードで3位に上昇、前2枚のアルバムもトップ60内にランクアップした。同月27日には米有力メディアのTIMEとNEWS WEEKの表紙を同時に飾る快挙を成し遂げ、瞬く間に時の人となる。

『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』の舞台となるのは、1975年の伝説誕生から7年後、1982年のニュージャージー。若き日のブルース・スプリングスティーンは人生の大きなターニングポイントを迎えていた。世界の頂点に立つ直前、孤独のハイウェイをひた走る若き日のスプリングスティーンは、成功の重圧と自らの過去に押し潰れそうになっていた。その時、彼に何が起こっていたのか…。

映画の原作となるWarren Zanes(ウォーレン・ゼインズ)の小説『Deliver Me From Nowhere』を熟読した『クレイジー・ハート』のScott Cooper(スコット・クーパー)監督が脚本を執筆し、スプリングスティーン本人に映画化への熱い思いを伝えた。監督の誠実な言葉に耳を傾けていたスプリングスティーンは映画化を快諾、このプロジェクトが動き始める。

ブルース・スプリングスティーン役を託されたのはJeremy Allen White(ジェレミー・アレン・ホワイト)。TVシリーズ『一流シェフのファミリーレストラン』でゴールデングローブ賞テレビ部門主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を3年連続、エミー賞主演男優賞(コメディ・シリーズ部門)を2年連続受賞、同賞で4年連続主演男優賞ノミネートの快挙を成し遂げた、全世界が最も注目する俳優だ。ギター、ハーモニカ、歌唱トレーニングを続け、若き日のスプリングスティーンを体現している。

マネージャー、Jon Landau(ジョン・ランダウ)には、2024年『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』で悪辣な弁護士Roy Cohn(ロイ・コーン)を怪演し、2025年のアカデミー賞®、ゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされたJeremy Strong(ジェレミー・ストロング)。ガールフレンドのFaye Romano(フェイ・ロマーノ)にオーストラリア出身の注目女優Odessa Young(オデッサ・ヤング)、2025年エミー賞リミテッドシリーズ部門作品賞にノミネートされたNetflix『アドレセンス』の切実な演技で同賞主演男優賞にノミネートされたStephen Graham(スティーヴン・グレアム)が父親を演じている。そして『ブラック・バード』でエミー賞・ゴールデングローブ賞テレビ部門最優秀助演男優賞受賞のPaul Walter Hauser(ポール・ウォルター・ハウザー)がサウンドエンジニアのMike Batlan(マイク・バトラン)に起用されている。

2018年に全世界を感動で包み込み大ヒットを記録した『ボヘミアン・ラプソディ』の20世紀スタジオが新たに選んだのは、若き日のブルース・スプリングスティーンの物語。『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は、成功の重圧と自らの過去に押しつぶされそうになりながらも、わずか4トラックの録音機の前で、たった一人、静かに歌いはじめる姿を描く。ヒットチャートも栄光も求めず、心の奥底から掘り出した“本当の声”を、孤独と痛み、そして創造の原点とともに刻み込んでいる。

世界最大規模の賞レースを予想サイト“GOLD DERBY”が、“COLLIDER”、“Variety”など全米の権威あるサイト16名の担当記者によるアカデミー賞®ノミネート予想作品リストを発表。16人中11名が『スプリングスティーン:孤独のハイウェイ』を最有力候補作品に挙げている。 「明日なき暴走」を熱唱するジェレミー・アレン・ホワイトのパフォーマンス、マネージャー役のジェレミー・ストロング、父親を演じるスティーヴン・グレアムらの演技、そして脚本を執筆したスコット・クーパー監督の演出に、早くもアカデミー賞®最有力候補の呼び声が高まっている。

今回解禁された新場面写真は、ジェレミー・アレン・ホワイトが演じるブルース・スプリングスティーンが、革ジャンに両手を突っ込み、うつむき加減に何かを見つめているカット。物思いにふける悩める彼の姿から静かなドラマが感じられる一枚となっている。

ブルース・スプリングスティーンの魂の旅路があなたの心を震わせる。『ボヘミアン・ラプソディ』の20世紀スタジオが贈る感動音楽映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は、11月14日(金)より全国ロードショー。

■作品情報
監督・脚本:スコット・クーパー(原作:ウォーレン・ゼインズ著「Deliver Me from Nowhere」)
主演:ジェレミー・アレン・ホワイト(ブルース・スプリングスティーン)
共演:ジェレミー・ストロング(ジョン・ランダウ)、ポール・ウォルター・ハウザー(マイク・バトラン)、スティーヴン・グレアム(父ダグ)、オデッサ・ヤング(フェイ)、ギャビー・ホフマン(母アデル)、マーク・マロン(チャック・プロトキン)、デヴィッド・クラムホルツ(アル・テラー)
プロデューサー:スコット・クーパー、エレン・ゴールドスミス=ヴァイン、エリック・ロビンソン、スコット・ステューバー
製作総指揮:トレイシー・ランドン、ジョン・ヴァイン、ウォーレン・ゼインズ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2025 20th Century Studios
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