ブルース・スプリングスティーン、11/14(金)日本公開の映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』オンライン特別予告が解禁
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ブルース・スプリングスティーン、11/14(金)日本公開の映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』オンライン特別予告が解禁

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ウォルト・ディズニー・ジャパン配給により、11月14日(金)に日本公開される、アメリカの魂20世紀を代表するロック・アイコンで、シンガーソングライターとしてトップを走り続けるBruce Springsteen(ブルース・スプリングスティーン)の若き日の父との確執、苦悩と創造の情熱を描く映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』本編の見所を120秒に凝縮したオンライン特別予告が解禁となった。

1982年。キャリアの岐路に立つブルース・スプリングスティーンは、名声の影で深い孤独と葛藤に揺れていた。ロックスターとしての喧騒を離れ、彼が向かったのは、誰もいない荒野のような〈どこでもない場所〉。4トラックのレコーダー一台、手元にあるのは曲になりかけた断片だけ。恋人との時間、幼き日の母との思い出、そして父との確執に苛まれながら、彼は静かに魂を刻み始める。その時、彼に何が起こっていたのか——。

伝説の名盤『Nebraska』、その創作の舞台裏と心の旅を『一流シェフのファミリーレストラン』のJeremy Allen White(ジェレミー・アレン・ホワイト)が、言葉少なに、しかし圧倒的な存在感で体現する。監督は『クレイジー・ハート』(アカデミー賞®受賞)で音楽映画の真髄を見事に描いたScott Cooper(スコット・クーパー)。観る者の心を掴んで離さない、乾いたアメリカの風景と、テープに刻まれた声と、救いを求める祈り。あの夜、何が生まれ、何が壊れたのか——。

ロックの英雄がすべてを削ぎ落とし、ありのままの自分に向き合った時代を、今を生きる私たちが見つめ直す。

今回解禁された特別予告は、ブルース・スプリングスティーン(ジェレミー・アレン・ホワイト)を世界のトップへと押し上げた名曲「Born in the U.S.A.」レコーディングシーンで幕をあける。1982年、ニュージャージーで孤独な創作活動を続けていたスプリングスティーンは、ある日マネージャーのジョン・ランダウ(ジェレミー・ストロング)からポール・シュレイダーが書いた脚本を渡される。そのタイトルは「Born in the U.S.A.」。映画出演を断ったスプリングスティーンは、この脚本にインスパイアされて新たな曲を紡いでいった。実は名曲中の名曲「Born in the U.S.A.」は、『Nebraska』の創作時期にレコーディングされていたのだ!1982年1月にスプリングスティーンとEストリート・バンドがアルバムを録音したのと同じスタジオ、パワーステーションで撮影された本作では、猛トレーニングでスプリングスティーンを体現したジェレミー・アレン・ホワイト本人が歌う「Born in the U.S.A.」をお楽しみいただける。

「Born in the U.S.A.」は、ベトナム戦争から帰還した後、生きづらさを抱えた元兵士の心の叫びを歌った名曲だ。だがアルバム・アーティストであるスプリングスティーンは、『Nebraska』の世界観とは異なる「『Born in the U.S.A. 』は棚上げだ。このレコードは違う感じにしたいんだ」とこの曲の棚上げを決める。

ダイナーで落ち合ったジョン・ランダウは、レコード会社は「1曲トップ10を出せば次は3曲求める」と「Born to Run(邦題:明日なき暴走)」「Hungry Heart」に続くヒットシングルを要求されていると伝える。だが、スプリングスティーンは「俺たちはシングルじゃなく、アルバムで勝負してきただろ」と頑なに拒む。その後も「あれこれ言うエンジニアやプロデューサーでなく部屋で1人の感じに」と、自宅の寝室に4トラックのレコーダーを用意したスプリングスティーンは、ギターテクニシャンで古くからの友人であるマイク・バトラン(ポール・ウォルター・ハウザー)にミキシングを任せて、たった一人でレコーディングを続ける。

そんなある日、スプリングスティーンが常連として出演していたクラブ、ストーン・ポニーに通っていたフェイ(オデッサ・ヤング)と出会い、真夜中にメリーゴーランドに誘う。「正直 あなた目当てで通った」と告白した彼女は瞳を輝せる。ロマンティックな場面が紹介された後、画面はモノクロに変わり、幼少期のスプリングスティーンが厳格な父ダグ(スティーヴン・グレアム)と向き合う場面が短くインサートされ、「個人的体験を掘り下げている」と解説が入る。

映像のクライマックスでは、『Nebraska』に収められた「あの曲たちだけは納得できるんだ。いいか? 何も変えない このままだ」とカセットテープに録音された原音のままでリリースするというスプリングスティーンの固い決意を汲んだランダウが、「本気か?」と問うレコーディングスタッフに「全員、次の仕事を探したくないのならやるんだ」と厳命するシーンへと続いていく。

さらに「バカげてる 分かるだろ 心の奥ではブルース本人も」と、それでもヒットにこだわるレコード会社の重役に向き合ったジョン・ランダウが、「こんな物語は彼しか紡げない。だがラジオでもかけんぞ」という重役に、「この場で君が信じなくても構わない。我々はブルースを信じる」と、「ネブラスカ」をオリジナルの音でリリースすると宣言する場面へ。続いて「ホットに決めるぞ」と微笑んだスプリングスティーンが「明日なき暴走」を熱唱するシーンに、母とダンスした幼き日、微笑むランダウ、恋人のフェイとのドライブシーンが重ねられ、熱狂を浴びたボスがステージでギターを観客に捧げるシーンで結ばれる。

ブルース・スプリングスティーン役を託されたのはジェレミー・アレン・ホワイト。『一流シェフのファミリーレストラン』でゴールデングローブ賞テレビ部門主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を3年連続、エミー賞主演男優賞(コメディ・シリーズ部門)を2年連続受賞、同賞で4年連続主演男優賞ノミネートの快挙を成し遂げた、全世界が最も注目する俳優だ。ギター、ハーモニカ、歌唱トレーニングを続け、若き日のスプリングスティーンを体現している。

マネージャー、Jon Landau(ジョン・ランダウ)には、2024年『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』で悪辣な弁護士Roy Cohn(ロイ・コーン)を怪演し、2025年のアカデミー賞®、ゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされたJeremy Strong(ジェレミー・ストロング)。ガールフレンドのFaye Romano(フェイ・ロマーノ)にオーストラリア出身の注目女優Odessa Young(オデッサ・ヤング)、先日発表された本年度エミー賞リミテッドシリーズ部門作品賞にノミネートされたNetflix『アドレセンス』の切実な演技で同賞主演男優賞を受賞したStephen Graham(スティーヴン・グレアム)が父親を演じている。

ブルース・スプリングスティーンの魂の旅路があなたの心を震わせる。『ボヘミアン・ラプソディ』の20世紀スタジオが贈る感動音楽映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は、11月14日(金)より全国ロードショー。

■作品情報
『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』
ストーリー:
ロックの英雄ブルース・スプリングスティーン。『Born In The U.S.A.』の前夜、成功の重圧の中、若きスプリングスティーンはたった⼀⼈歌い始めるー。創造の原点を刻み込んだ“本当の声”が、観る者を彼の魂の旅路へと誘う感動の音楽ドラマ誕生!
監督・脚本:スコット・クーパー(原作:ウォーレン・ゼインズ著「Deliver Me from Nowhere」)
主演:ジェレミー・アレン・ホワイト(ブルース・スプリングスティーン)
共演:ジェレミー・ストロング(ジョン・ランダウ)、ポール・ウォルター・ハウザー(マイク・バトラン)、スティーヴン・グレアム(父ダグ)、オデッサ・ヤング(フェイ)、ギャビー・ホフマン(母アデル)、マーク・マロン(チャック・プロトキン)、デヴィッド・クラムホルツ(アル・テラー)
プロデューサー:スコット・クーパー、エレン・ゴールドスミス=ヴァイン、エリック・ロビンソン、スコット・ステューバー
製作総指揮:トレイシー・ランドン、ジョン・ヴァイン、ウォーレン・ゼインズ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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