カーディナルズ、来年2月にリリース予定のデビュー・アルバムから新曲「Barbed Wire」のミュージック・ビデオを公開
Photo Credit Steve Gullick

カーディナルズ、来年2月にリリース予定のデビュー・アルバムから新曲「Barbed Wire」のミュージック・ビデオを公開

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約1カ月に及ぶ欧米ツアーを終えたばかりのアイルランドはコーク出身の5人組インディーロックバンド、Cardinals(カーディナルズ)が、来年2月13日にリリース予定のデビュー・アルバム『Masquerade』から大胆不敵なメロディーとダークな歌詞による新曲「Barbed Wire」をリリースした。

フロントマンのユアン・マニングは、来たるデビューアルバムからの最新シングルについてこう語る。

「この曲は我々の街の歴史と、その昔サウスゲートブリッジに建っていた刑務所からの影響を強く受けています。歌詞には、街の城壁や防護柵のイメージを想起させようと考えました。時に美学が、曲の構想から完成に至るまで導いてくれることがあるものです。ケヴィン・バリーの小説『City Of Bohane』も、コークをゴシック風に再解釈するインスピレーションとなりました」

Xander Lewis(ザンダー・ルイス)によるモノクロ映像のミュージック・ビデオと共に公開された「Barbed Wire」は、待望のデビュー・アルバム『Masquerade』からの4曲目の先行シングル。全10曲入りのアルバムは、今年の夏にプロデューサーのShrink(シュリンク)と共にロンドンの由緒あるRAKスタジオでレコーディングされ、2月13日にSo Young Recordsからリリースされる。壮大でありつつ親密さを湛え、ロマンチシズムと神聖なイメージを満載。そして何より結成当初からバンドが示唆していた潜在的な可能性が、はっきりと体現されている。

バラエティ豊かなアルバムには、暴力、冷笑、憤りなどの感情が渦巻く楽曲(「Anhedonia」、「The Burning Of Cork」、「Barbed Wire」)もあれば、無邪気で無防備な曲もある。強烈な前半と、ダークな後半のコントラストが、レコードのA面とB面のように明確に区分。これはメンバー全員のレコードへの愛着が反映されたもの。素朴で真摯なフォークから劇的でメロドラマチックなゴシックロックまで、予想だにしない展開を含め多様に変化する。

メンバーは、Euan(ユアン)とFinn(フィン)のマニング兄弟と、従兄弟のDarragh(ダラー)、元同級生のOskar Gudinovic(オスカー・グディノヴィック)、Aaron Hurley(アーロン・ハーレー)の5人から成り、家族愛と友情によって結束。このデビューアルバム『Masquerade』で彼らはあらゆる束縛を振り解き、独自の手法で作品を創造。既にアイルランドではインディーロックシーンの最前線に名を連ねる。

また彼らのデビューEP『Cardinals』からの楽曲は、Netflixの新ドラマ『ハウス・オブ・ギネス』やEAスポーツの人気ゲーム『Skate』シリーズにも用いられている。

精力的にライブ活動を展開する彼らは、フォンテインズD.C.がロンドンのフィンズベリーパークで開催した大規模なオールデイイベントに出演し、ダブリンではワンダーホースのサポートを2夜務め、アメリカのボストンではザ・ポーグスをサポート。その他、メン・アン・トールと共にSo Young Tourのヘッドライナーや、先月はイギリス各地でニューダッドのサポートアクトを務めた。

11月下旬から年末に掛けては、欧州を巡るヘッドライナーツアーを開催し、2026年には更に勢いを加速し、デビュー・アルバム『Masquerade』を引っ提げてイギリスとアイルランドでのヘッドライナーツアーを行うと発表。また5月にはアメリカのソルトレイクシティで開催のキルビー・ブロック・パーティに出演する。

■商品情報
Cardinals(カーディナルズ)
シングル「Barbed Wire」配信中
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アルバム『Masquerade』2026年2月13日リリース
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レーベル:So Young Records

■『Masquerade』
1. She Makes Me Real
2. St. Agnes
3. Masquerade
4. I Like You
5. Over At Last
6. Anhedonia
7. Barbed Wire
8. Big Empty Heart
9. The Burning Of Cork
10. As I Breathe

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