
ホリー・ハンバーストーン、4/10リリースの新作アルバムからタイトル曲「Cruel World」のミュージック・ビデオを公開
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Holly Humberstone(ホリー・ハンバーストーン)が2026年4月10日(金)リリースの新作アルバム『Cruel World』からタイトル曲「Cruel World」をリリース。ミュージック・ビデオも公開となった。
「“Cruel World”は、遠距離恋愛の高揚感と痛みから生まれた曲です。あの人がそばにいないと、世界の見え方はまるで歪んでしまうことがあります。一人で出かけても楽しいはずがない。だって本当は、その人がいる場所にしかいたくないのだから。あれほど誰かを愛してしまうと、どうしても少しは傷つくものです。それが痛みと喜びという二つの感情の矛盾なんです。愛は本質的にとても痛みを伴うものだと思っていて、それがこのアルバム全体を貫くテーマになっています。この曲は、私がこれまで書いた中でいちばん大好きな曲です。」— ホリー・ハンバーストーン
この楽曲はアルバムの感情的な中心を担う作品であり、痛みと喜びの二面性、そして遠距離恋愛の高揚感と苦しさを描いている。
ミュージック・ビデオはSilken Weinberg(シルケン・ワインバーグ)が監督を務め、ヴィクトリア朝の劇場セットを舞台に、ホリーが静かに舞台の進行を妨害しようとする姿を追う内容となっている。
今回のリリースは、2026年を好調なスタートで迎えたホリーにとって新たな節目となる。彼女はヨーロッパでのヘッドラインツアーを終えたばかりで、最新シングル「To Love Somebody」を米テレビ番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』で披露したほか、ロンドンとパリのファッションウィークにも出席するなど、音楽の枠を超えて活動の幅を広げている。
ホリーは鋭い観察力を持つソングライターとして知られ、デビューEPではアイヴァー・ノヴェロ賞にノミネートされ、2022年にはBRIT Rising Starを受賞している。現在では、その明晰なストーリーテリングによって世界的な存在へと成長したアーティストだ。
『Cruel World』では、ホリー自身が作り上げたダークなフェアリーテイルの世界へと入り込み、幼い頃の記憶や怪物、そして過去の記憶が交錯する幻想的な世界観が描かれる。
先月リリースされた「To Love Somebody」も、同じくシルケン・ワインバーグが監督した映像作品とともに公開された。ヴィクトリア朝の舞台芸術、グリム童話、映画『ノスフェラトゥ』などからインスピレーションを受けたビジュアルは、26歳となったホリーの新しい表現の幕開けを象徴するものとなっている。
「このアルバムでは、愛というものを“美しく、そして本質的に痛みを伴うもの”として描いています」と彼女は語る。
BBC Radio 1の「Hottest Record」に選ばれた楽曲「Die Happy」など、ゴシックな雰囲気を帯びた楽曲では、献身、危険、そして欲望といったテーマも探求されている。
ここ2年の彼女の人生は、修復、帰属意識、そして過去の象徴を取り戻す時間でもあった。ホリーが20歳で一気に世間の注目を浴びたことで、忘れられていた記憶や瞬間を改めて見つめ直す時期でもあった。デビュー・アルバム『Paint My Bedroom Black』が混乱や渇望の感情に満ちていたのに対し、『Cruel World』は安定と記憶の再発見に支えられている作品である。
ビジュアル面では、妹のエレリとクリエイティブディレクターのシルケン・ワインバーグとともに独自の世界観を構築している。彼女が育った「幽霊屋敷」と呼ばれる家を離れる際に見つけた子どもの頃の小物や思い出が、そのインスピレーションとなった。バレエシューズや『不思議の国のアリス』の本、映画『シザーハンズ』や『ジェームスと巨大な桃』など、少女時代の思い出を掘り起こすことで、過去の幽霊のような記憶を、遊び心と魔法のような感覚へと変えていった。
ホリー・ハンバーストーンの『Cruel World』時代は、世界各地のステージで展開されている。ヨーロッパのヘッドラインツアーは完売し、今月は英国での小規模ライブやアウトストア公演も開催された。
英国およびアメリカでのヘッドライン公演もすでに次々とソールドアウトしており、4月2日に開催されるロンドンのO2 Shepherd’s Bush Empire公演もその一つである。さらにこの夏は、Coachella、Governors Ball、Mad Coolなど大型フェスティバルにも出演予定で、国際的な勢いはさらに加速している。近年では、ブリクストン・アカデミーやEventim Apolloでの公演を完売させたほか、北米ツアーのヘッドライナーを務め、テイラー・スウィフトのウェンブリー公演のサポートや、サム・フェンダーのオーストラリアツアーにも参加してきた。
ホリーの物語は、EP『Falling Asleep At The Wheel』から始まった。この作品では、幽霊が出ると言われた幼少期の家や三姉妹の家庭での生活を、鮮やかな楽曲として描き出し、「Vanilla」「Overkill」「Deep End」といった印象的な曲を生み出した。彼女の歌詞の親密さと精密さは、小さな出来事の中に潜む大きな感情を記録する“日記の書き手”としての資質を際立たせた。その声はすぐに世界へと届き、2022年にはBRIT Awardsで「London Is Lonely」を披露し、数百万の視聴者にその歌声を届けた。さらに北米ツアーではOlivia RodrigoやGirl in Redのサポートを務め、2023年には高く評価されたデビューアルバム『Paint My Bedroom Black』を発表した。この作品の多くは、少女時代に夢見ていた人生を実際に歩みながら、ツアー先のホテルの部屋で書かれたものである。
『Cruel World』は、コラボレーターのロブ・ミルトンとの日々のスタジオセッションによって、これまで以上に規律ある制作体制で書かれた作品である。アルバムは恋愛、友情、そして女性同士のつながりなど、さまざまな形の愛を深く掘り下げている。強い女性たちに囲まれて育ったホリーは、女性同士が互いを競争相手として見るように教えられてきた社会の構造についても語る。その本能を解きほぐし、連帯を取り戻すことこそが生き抜く力になるのだと、この作品は静かに訴えている。
■商品情報
ホリー・ハンバーストーン
Holly Humberstone「Cruel World」
配信中
ニュー・アルバム『Cruel World』
2026年4月10日(金)リリース