ホット・ミルク、6/27リリースの新作アルバムから新曲「The American Machine」のミュージック・ビデオを公開

BY

※本ページにはアフィリエイト広告(PR)が含まれます

ホット・ミルク、6/27リリースの新作アルバムから新曲「The American Machine」のミュージック・ビデオを公開
Photo Credit Greta Kalva

マンチェスターを拠点とするイギリスのエモ・パワー・ポップ・デュオ・バンド、Hot Milk(ホット・ミルク)が6月27日にリリースする約2年ぶりとなる2作目のスタジオ・アルバム『Corpotation P.O.P』から新曲「The American Machine」をリリース。ミュージック・ビデオも公開となった。

メンバーのJim Shaw(ジム・ショウ)、Zach Jones(ザック・ジョーンズ)、KJ Strock(KJストロック)のプロデュースによる『Corpotation P.O.P』で、バンドは最もヘヴィなサウンド、エモーショナルなメロディー、生々しく、率直な歌詞を披露している。このアルバムは、社会的なコメントとしての役割も果たしており、レコードを書く際に彼らを取り囲んでいた世界の暗い側面を示している。その一方で、彼らの軽妙で嘲笑的なユーモアも随所に散りばめられている。

新曲「Insubordinate Ingerland」のテーマについて、ボーカルのHan Mee(ハン・ミー)は、「今、グローバルな舞台で世界を愛するのは難しい。アメリカから発せられる帝国主義的で危険な言説は無視できない。言葉遣いや攻撃性は日に日に滑稽さを増し、礼儀正しさと冷静な統治の時代は過ぎ去ったかのようだ。」と語る。

「大西洋の向こうのいとこたちに目を向けても、共通の目標を見出すことはできない。週を追うごとに、ますます奇妙になっている。この歌は反米ではなく、反アホ、反ヘイト、反寡頭制だ。要するに、アメリカは変なことは向こうに留めておけばいい。アメリカという機械に関わりたくはない。システムは崩壊しつつある。私たちは君たちの国を七倍も見てきたが、苦しむ人々への愛と理解は、君たちの壁の中で薄れつつある。君たちはいわゆるキリスト教的価値観に基づいて築かれたと思っていたのか?恐ろしく愚かな時代に生きているのに、どうして不安を歌にしないでいられるんだ?」

「しかし、希望は常にある。私は常識を知っている。多くの人々の心に希望が宿り、アメリカには善が確かに存在します。私たち一人ひとりが、この困難を乗り越え、できることをしていくしかないのです。」

UKトップ40入りを果たしたデビュー・アルバムのリリース後、ホット・ミルクは、3度のUKツアー、フェスティバルでのヘッドライン枠、世界的なツアー、1億回を超えるストリーミング再生など、国内外で新たな高みに到達した。バンドは5月にUK、アメリカをツアー、6月、7月にはいくつかのフェスティバルに出演する予定で、8月にはサマーソニック2025に出演するため、来日する。

■商品情報
ホット・ミルク
「The American Machine」
発売中
『Corpotation P.O.P』
2025年6月27日(金)リリース