※本ページにはアフィリエイト広告(PR)が含まれます

約2年の沈黙を破り、世界的スーパースターのLewis Capaldi(ルイス・キャパルディ)が、最新シングル「Survive」を引っ提げて華々しく復帰を果たした。ミュージック・ビデオも公開されている。
Hector Dockrill(ヘンリー・ドックリル)が監督を務めたミュージック・ビデオでは、ルイス・キャパルディのこれまで歩んできた療養期間・成功の時・幼少期など彼のリアルを映像にも落とし込んだ、必見の仕上がりとなっている。
2023年のグラストンベリー・フェスティバルでは、ルイス・キャパルディが全米No.1ヒット「Someone You Loved」でセットを締めくくろうとした際、トゥレット症候群の症状により歌い続けることが困難に。自ら歌いきることができなくなった彼を支えたのは、目の前に広がるピラミッド・ステージの観客たちだった。数万人の大合唱が自然と巻き起こり、ルイスに代わって楽曲を最後まで歌い上げたその光景は、音楽の力と人々の優しさを象徴するような感動的な瞬間として語り継がれている。
新曲「Survive」は、まさにこの出来事を乗り越えた彼の心の軌跡に深く結びついている。キャパルディがキャリアの中でも特に困難な時期をどのように受け止め、乗り越えようとしたのか——その苦悩と希望を赤裸々に綴った本作は、痛みと勇気が同居する、力強くも誠実なアンセムに仕上がっている。
「夜は大抵、不安に駆られる/僕なんかじゃ駄目なんだと/起き上がれもしない月曜の朝だってあった」と歌うキャパルディ。自身の不安や葛藤と真摯に向き合いながら、「Survive」は痛烈なまでにリアルな心情を歌い上げ、やがて「絶対に生き延びてみせる/たとえ死ぬほど苦しくても/立ち上がって挑むつもりだ/何が何でも差し出せるものがまだ僕にはあるから」と、希望と決意に満ちたサビで聴く者の心を揺さぶる。
「Survive」は、世界的大ヒット曲「Someone You Loved」を共作した盟友ローマンズとの再タッグにより誕生。今年初めには同曲がUKで異例の10×プラチナ認定を受けたばかりで、彼らの再会にも大きな注目が集まっている。
直近のアルバム『Broken By Desire To Be Heavenly Sent』は、英チャート初登場1位を獲得し、「Pointless」「Wish You The Best」「Forget Me」といったヒットシングルを次々に生み出した。マックス・マーティン(テイラー・スウィフト、ザ・ウィークエンド)、マレイ(ロード、フランク・オーシャン)、フィル・プレステッド(ジェイムス・ベイ、バスティル)など名だたるプロデューサー陣と共に制作され、英国内だけで初週95,000枚超を売り上げるなど、前作を凌ぐ成功を収めている。
2023年4月には、彼の葛藤と成長を赤裸々に描いたNetflixドキュメンタリー『Lewis Capaldi: How I’m Feeling Now』が公開され、グローバル配信直後に視聴ランキング1位を獲得。グラミー賞ノミネートも果たした本作は、音楽ファンのみならず多くの視聴者の心を捉えた。
ルイス・キャパルディの原点とも言える2019年のデビュー作『Divinely Uninspired To A Hellish Extent』は、2019年・2020年の2年連続でUK年間売上1位を記録し、「Someone You Loved」は英国史上最もストリーミングされた楽曲、世界で4番目に多く再生された楽曲として名を刻んでいる。
幾多の嵐を乗り越え、再び立ち上がったキャパルディ。新曲「Survive」は、どんなに苦しい時でも一歩踏み出す力があることを証明している。心を開き、再びスポットライトの下へ——ルイス・キャパルディの新たな旅が、いま始まる。
■商品情報
Lewis Capaldi「Survive」
2025年6月27日(金)リリース
・楽曲リンク