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2025年、コーチェラやグラストンベリーをはじめ、数多くの世界最大級フェスティバルに出演したParcels(パーセルズ)が、NPR Musicが主催するライヴ・コンサートのビデオシリーズ『タイニー・デスク・コンサート』に出演した際のパフォーマンス映像が公開となった。
オープニングは最新アルバム『LOVED』からハーモニーが印象的な「Leaveyourlove」で始まり、冒頭から緊張感ではなく心地よい余裕を感じさせるパフォーマンスで、続く2018年の代表曲「Tieduprightnow」では、ギターとキーボードのメロウな音色が空間を包み込んだ。再び『LOVED』から「Ifyoucall」、「Yougotmefeeling」と続き、2017年のEPから「Gamesofluck」を披露。最後は最新アルバムから「Finallyover」へと続き、ほぼ演奏が途切れることなくノンストップでのパフォーマンスとなった。
最新アルバム『LOVED』には先行シングルとなった「Safeandsound」「Leaveyourlove」「Yougotmefeeling」「Summerinlove」、「Sorry」を含む全12曲が収録されており、2018年のブレイクスルー作となったデビュー・アルバム『Parcels』、そして批評家から高い評価を得た2021年の『Day/Night』に続く、3枚目のスタジオ・アルバムとなる。
『LOVED』は高揚感と多幸感に満ちた作品であると同時に、内省的な瞬間も併せ持っている。バンドは本作を「お互いに、そしてリスナーとの“結びつき”を表現したアルバム」と語り、次のようにコメントしている。
「このアルバムは僕たち全員にとって、すごく内面的で、とても個人的なものです。だから時には少し居心地の悪さを感じることもある。でも、それが今のパーセルズなんだと思います。メンバーそれぞれが個々の旅を続けながら、みんなの経験をひとつの世界に落とし込み、祝福できる場を作ってみました。」
本作の制作は、2023年初頭の6か月間の休養期間を経て始まった。2014年の結成以来、バンドが長く休養を取るのは初めてのことだった。再集結したメンバーは、それぞれが持ち寄った楽曲をベルリン、バイロンベイ、シドニー、オアハカ、メキシコシティという世界各地のスタジオでレコーディングし、一つのスタジオでレコーディングされた前作『Day/Night』とは対照的な制作スタイルで『LOVED』が完成した。
パーセルズは現在北米ツアーを開催中で、11月1日にフロリダ州ライブオークで開催されるフラウィーン・フェスティバル2025にも出演が決定している。
■商品情報
Parcels『LOVED』
発売中
■『LOVED』トラックリスト
1. Tobeloved
2. Ifyoucall
3. Safeandsound
4. Sorry
5. Yougotmefeeling
6. Leaves
7. Everybodyelse
8. Summerinlove
9. Leaveyourlove
10. Thinkaboutit
11. Finallyover
12. Iwanttobeyourlightagain
■バイオグラフィー
2014年結成。豪バイロンベイ出身の5人組ポップ・ファンクバンド。70~80年代から影響を受けたファンクディスコと現代的なエレクトロ・ミュージックが相まった独特のサウンドに注目が集まり<Kitsuné Label>と契約。2017年にシングル「Over Night」をリリース。ダフト・パンクが初めて他のアーティストをプロデュースしたことで大きな話題となった。2017年、初来日。2018年10月、セルフ・タイトルのデビュー・アルバム『Parcels』をリリース。女優ミラ・ジョヴォヴィッチを起用したミュージック・ビデオ「Withorwithout」でも話題に。2019年1月、渋谷WWWにて行われた単独来日公演は即ソールドアウト。2020年ライブアルバム『Live Vol.1』、 2021年11月にはセカンド・アルバム『Day/Night』をリリースした。2023年には新曲5曲を含む、バンドの新たな方向性をライヴ録音で表現した『Live Vol.2』をリリースし、2024年3月の来日公演は発表後に即完売となり、追加公演も開催された。2025年コーチェラやロラパルーザ、グラストンベリーなど世界最大級のフェスを席巻し、同年9月にはバンドにとって最大規模となる全米ツアーを開催する。
メンバー:ルイ・スウェイン(キーボード)、パトリック・ヘザリントン(キーボード/ギター)、ノア・ヒル(ベース)、アナトール "トト" セレ(ドラム)、ジュールズ・クロンメリン(ギター)
