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Dream Theater(ドリーム・シアター)が前作から約3年ぶりとなる新作アルバム『Parasomnia』をリリース。今作では2010年に脱退し、2023年に復帰を果たしたオリジナル・メンバーでドラマーのMike Portnoy(マイク・ポートノイ)にとって2009年のアルバム『Black Clouds & Silver Linings』以来約16年ぶりのアルバムとなる。
『Parasomnia』(睡眠時随伴症)とは夢遊病、金縛り、夜驚症など、睡眠障害を意味する医学用語だが、これはJohn Petrucci(ジョン・ペトルーシ)が数年前から考えていたテーマとのこと。「ダークでメタル的であり、睡眠中に起こる恐ろしい劇場のような症状だから、バンド名よろしく、俺たちの世界観にとてもマッチしていると思ってね」とジョンは語っている。また、アルバムとしては6作ぶりの参加となったマイク・ポートノイについてジョンは、「気まずさとかはまったくなかった。まるでアルバム『ブラック・クラウズ~』が前作だったような、それくらい違和感はなかったよ。マイクとは学生時代だった10代の頃から25年も一緒だったわけだしね」。
アルバムに収められた各楽曲は『Parasomnia』をテーマにメンバー全員でアイデアを出し合い、ニューヨーク郊外にバンドが所有するスタジオ「DTHQ(Dream Theater Head Quarter)」でジャム・セッションをしながら構築していったという。街の喧騒のSEから始まるオープニング・トラック「In the Arms of Morpheus」や、アルバムを締めくくる約20分の大作「The Shadow Man Incident」後の目覚まし時計の音など、シネマティックに創り上げた世界観は、まさにマイク・ポートノイがかつて在籍していた頃のドリーム・シアター作品に通ずるものだ。アルバムのプロデュースはジョン・ペトルーシ、エンジニアリングはジェイムズ・“ジミーT”・メズリン、ミキシングとマスタリングはアンディ・スニープ、そしてアートワークはお馴染みのヒュー・サイムが手掛けている。バンドはリリースを控えた昨日、アルバムのアンボクシング・ビデオ(開封動画)も公開している。
アルバムの国内盤は2形態発売で、日本独自仕様の<ジャパン・リミテッド・エディション>はアルバム全曲の映像に3種類のハイレゾ・フォーマットが収録されたBlu-ray付きとなる。輸入盤は通常盤CD以外に、特典満載のボックス・セット、豪華アートブック仕様、日本制作「帯」付アナログLP(2種類)が発売されている。
バンドは昨秋より開始した<40thアニヴァーサリー・ツアー>を本日2/7よりフィラデルフィアを皮切りに再開、全米30か所を回った後はヨーロッパ・ツアー2ndレグへと続く。アルバム名を冠したツアーはその後に開催される予定となっており、日本を含むアジア・ツアーも現在計画中とのことだ。
■商品情報
ドリーム・シアター
Dream Theater『Parasomnia』
2025年2月7日(金)リリース
■『Parasomnia』トラックリスト
1. In the Arms of Morpheus
2. Night Terror
3. A Broken Man
4. Dead Asleep
5. Midnight Messiah
6. Are We Dreaming?
7. Bend the Clock
8. The Shadow Man Incident