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1999年にリリースされたDavid Bowie(デヴィッド・ボウイ)の22枚目のスタジオ・アルバム『Hours...』発売25周年を記念して、1999年に英国BBCの人気音楽番組『LATER with JOOLS HOLLAND(ジュールズ倶楽部)』に出演した際に披露した「Something in the Air」の映像が公開となった。
『Hours』は1988年から一緒に仕事をしてきたギタリスト、Reeves Gabrels(リーヴス・ガブレルス)との最後のコラボレーションとなった作品。収録曲の全てを共作し、今までデヴィッド・ボウイが歩んできたスタイルをより研ぎ澄まし進化させていったアート・ポップなスタイルを再びシーンに提示し、デジタル・サウンドとアコースティック・サウンドに自身の想いを紡いでいったものとなっている。
また今作はメジャー・アーティストとして初めてデジタル・ダウンロードで先行発売、その後CDでリリースされた作品となっており、まるで現代のデジタル配信の世界を当時既に見据えていたかのようなデヴィッド・ボウイの鋭い視線/姿勢を強く印象付ける作品にもなっている。
今回公開された映像は1999年12月4日に放送されたもので、公式インスタグラムでは放送の数日前である11月30日、『Hours...』のプロモーションのためのミニ・ツアーでロンドンにいたときに録音されたもので、フル・パフォーマンスは放送されず、5曲半とインタビューが録音され、当日放送されたのは4曲とインタビューの一部だけだったことをあかしている。
先週9月23日には、先行曲「Thursday's Child」の発売25周年を記念し、イギリスのテレビ番組Top Of The Popsのために録音され、当時は放送されなかった、これまで未発表だったライブトラック3曲が収録されたEP『Live from the Manhattan Center, '99 E.P.』がリリースされている。