ザ・ラスト・ディナー・パーティー、最新アルバム『From The Pyre』から「Inferno」のヴィジュアライザー・ビデオを公開
Photo Credit Rachell Smith

ザ・ラスト・ディナー・パーティー、最新アルバム『From The Pyre』から「Inferno」のヴィジュアライザー・ビデオを公開

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ブリット・アワードを2度受賞し、世界中のほぼすべての公演を完売させたロンドン出身の5人組バンド、The Last Dinner Party(ザ・ラスト・ディナー・パーティー)が、最新アルバム『From The Pyre』から「Inferno」のヴィジュアライザー・ビデオを公開した。

アルバムの最後を締めくくる「Inferno」は自己認識の危機や罪悪感、そして再生への希望といった深い内省的なテーマを探求している。Abigail Morris(アビゲイル・モリス)は「Inferno」について自身のSNSで以下のように述べている。

「このアルバムの中で一番好きな曲です。2023年のクリスマスにパリのスタジオ・ドゥ・ローブで書きました。意識が朦朧とするインフルエンザにかかってしまい、スタジオで何日も鼻をすすりながらフェリーチェ・ブラザーズの曲を聴くことしかできませんでした。ある夜、目的もなく長い散歩をしていると、イエスがそこに吊るされているのを見ました。いつもは教会で心地よく浮かんでいる十字架ではなく、蛍光灯のギャラリーの窓に吊るされている十字架を見るのは、奇妙な衝撃でした。翌日、この曲を書き始めました。無限に続く螺旋のように、上昇と下降を同時に螺旋状に回っている感覚について歌っています。どちらの方向に進むかは自分で選べる。アルバムを締めくくるには、この曲がぴったりだと思いました。」

最新アルバム『From The Pyre』はグラミー賞受賞プロデューサーであるマーカス・トラヴィスとの共同制作であり、爆発的な成功を収めた『Prelude to Ecstasy』に続く作品となっている。『From The Pyre』は、前作へプレッシャーを感じるよりも、ザ・ラスト・ディナー・パーティーが純粋に楽しんでいる姿が音に刻まれた作品となっており、同時に、多くの公演で高まり続ける結束力を証明するように、メンバーが共に楽曲制作を深化させ成熟していく過程も聴き取れる。

ザ・ラスト・ディナー・パーティーは今月からコンサート・ツアー『From The Pyre Tour』を開催しており、年内は12月ロンドンのO2アカデミー・ブリクストンでの2DAYS、2026年にはオーストラリア・ニュージーランド、ヨーロッパ、そして3月からは北米ツアーが予定されている。

■商品情報
ザ・ラスト・ディナー・パーティー
アルバム『From The Pyre』
発売中
国内盤アルバム『フロム・ザ・パイアー』
品番:UICI-1165/価格:3,300 円(税込)
<ボーナストラック、日本語歌詞対訳、ライナーノーツを封入>

■『フロム・ザ・パイアー』トラックリスト
01. Agnus Dei/アニュス・デイ
02. Count The Ways/カウント・ザ・ウェイズ
03. Second Best/セカンド・ベスト
04. This Is The Killer Speaking/ディス・イズ・ザ・キラー・スピーキング
05. Rifle/ライフル
06. Woman Is A Tree/ウーマン・イズ・ア・ツリー
07. I Hold Your Anger/アイ・ホールド・ユア・アンガー
08. Sail Away/セイル・アウェイ
09. The Scythe/ザ・サイズ
10. Inferno/インフェルノ
11. ザ・フェミニン・アージ(ライヴ from Eventim Apollo)*ボーナストラック
12. ザ・サイズ(ライヴ from Festival Cabaret Vert)*ボーナストラック
13. ディス・イズ・ザ・キラー・スピーキング(ライヴ from Gorilla Hall Osaka)*ボーナストラック
14. ナッシング・マターズ(ライヴ from Eventim Apollo)*ボーナストラック
*日本盤&一部海外限定盤ボーナス・トラック

■アーティストについて
ライヴ・シーンから頭角を現したロンドンの5人組バンド。 ​

2022年にはThe Rolling Stonesのハイドパーク公演にオープニング・アクトとして抜擢され、2023年4月にリリースしたキャッチーでダークなギター・ポップ曲「Nothing Matters」はオンライン上で話題となり、急速にバン​ドの名が広まった。 2023年夏のイギリス各地で開催されたレディング等のフェスティヴァルでオーディエンスを魅了し、秋に開催されたUSツアーも全5公演が公演日の数週間前に完売した。 2024年にはBBCによるSound of 2024の第1位を獲得、BRITアワードのライジングスター賞受賞等、インディー・ロック・シーンの注目を集める。​

同年2月、プロデューサーにGorillaz、Arctic Monkeys等を手掛けた伝説的なプロデューサー=James Fordを迎えた​デビュー・アルバム『プレリュード・トゥ・エクスタシー』をリリース。同アルバムは、2024年マーキュリー賞の​候補にも選出された。7月にLIQUIDROOMで行われた初の来日単独公演はソールドアウト。FUJI ROCK FESTIVAL’24のグリーンステージに出演し、大いに会場を盛り上げた。 2025年4月には東名阪を巡る単独ツアー​を完走。ブリット・アワード2025で、ベスト・ニュー・アーティストを受賞。