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ブリット・アワードを2度受賞し、世界公演をほぼ完売させ、ここ数十年の英国バンドの中で最も衝撃的なデビューを果たしたThe Last Dinner Party(ザ・ラスト・ディナー・パーティー)は、10月17日(金)にリリース予定のアルバム『From The Pyre』から、3曲目となる先行シングル「Second Best」をリリース。リリック・ビデオも公開となった。
バンドのギタリストであるエミリー・ロバーツが、スパークスの角ばったポップなリフからインスピレーションを受けて作り上げた「Second Best」は、誰かに執着しながら、その人が最終的にはまた自分を裏切ることになることを知りながら、それでもまだその人を愛しているためにそれを許してしまう、という葛藤について歌っている。
「あの頃に戻って、自分はそれ以上の価値がある、誰も二番手を受け入れる必要などない、と自分に言い聞かせたい」「この曲には、私が感じた痛み、怒り、絶望、そして何よりも、この人物を歌によって不滅のものとし、より成熟した視点で当時を振り返ることができるようになったことへの反抗心と満足感が込められていると思います。」と、エミリーはこの楽曲について語っている。
エミリーが楽曲の枠組みを作り上げると、アビゲイルとリジーがそれぞれ独自の音楽的・歌詞的要素を加え、さらにオーロラとジョージアが軽快でダンサブルな鍵盤と圧倒的なベースラインで「Second Best」を完成させた。
「Second Best」は、ザ・ラスト・ディナー・パーティの待望のセカンド・アルバム『From The Pyre』からの3曲目の先行リリース曲となり、ウエスタン調の耳に残る「This Is The Killer Speaking」と内省的でじわじわと燃えるような楽曲「The Scythe」に続く一曲である。
ロンドン出身の5人組は2025年初頭、グラミー賞受賞プロデューサーであるMarkus Dravs(Wolf Alice、Florence & The Machine、Bjork)と共にスタジオ入りし、2023年にリリースされたデビュー・アルバム『Prelude to Ecstasy』の続編制作に着手した。『From The Pyre』は、爆発的な成功を収めたデビュー作へのプレッシャーを感じるよりも、バンドが純粋に楽しんでいる姿が音に刻まれた作品だ。同時に、数えきれないほどのツアーで鍛えられた結束力の高さが証明するように、若いバンドが共に楽曲制作を深化させ成熟していく過程も感じさせる。
ザ・ラスト・ディナー・パーティーによる『From The Pyre』:
「このアルバムは物語の集大成であり、アルバム全体を神話として捉えるコンセプトがそれらを結びつける。楽曲は登場人物に焦点を当てつつも深く個人的なものであり、ありふれた人生の出来事が極限まで押し進められる。怒りの感情は殺人鬼との西部劇のダンスとなり、失恋は黙示録に向かって嘲笑う。歌詞にはライフル、鎌、船乗り、聖人、カウボーイ、洪水、母なる大地、ジャンヌ・ダルク、燃え盛る地獄が描かれる。こうした喚起的なイメージこそが、私たちの体験が感じられたありのままを語る最も誠実な方法であり、それぞれにふさわしい感情的な重みを与えていると気づいたのだ。」
「この作品は少し暗く、より生々しく、より土臭い。豪華な食卓に着くのではなく、崇高な風景を眺めながら紡がれたものだ。また、所々でユーモアを感じさせる。まるで自分たちを見つめ返すような、内輪の笑いを誘うような作品だ。」
ブリット・アワードを2度受賞し、世界中でほぼ全ての公演を完売(ロンドン・イベンティム・アポロでの地元公演3回を含む)させたザ・ラスト・ディナー・パーティの登場と世界的な成功は、ここ数十年の英国バンドの中でも最も衝撃的なデビューの一つだった。『 From The Pyre』の冒頭は、この比類なき成功物語に衰えの兆しが見えないことを示唆している。アルバムの発売まで約2週間、素晴らしい作品にぜひ期待してほしい。
■商品情報
ザ・ラスト・ディナー・パーティー
「Second Best」配信中
・楽曲リンク
デジタルアルバム『From The Pyre』
10月17日(金)配信開始
・予約はこちら
国内盤アルバム『フロム・ザ・パイアー』
品番:UICI-1165/価格:3,300 円(税込)
<ボーナストラック、日本語歌詞対訳、ライナーノーツを封入>
■『フロム・ザ・パイアー』トラックリスト
01. Agnus Dei/アニュス・デイ
02. Count The Ways/カウント・ザ・ウェイズ
03. Second Best/セカンド・ベスト
04. This Is The Killer Speaking/ディス・イズ・ザ・キラー・スピーキング
05. Rifle/ライフル
06. Woman Is A Tree/ウーマン・イズ・ア・ツリー
07. I Hold Your Anger/アイ・ホールド・ユア・アンガー
08. Sail Away/セイル・アウェイ
09. The Scythe/ザ・サイズ
10. Inferno/インフェルノ
11. ザ・フェミニン・アージ(ライヴ from Eventim Apollo)*ボーナストラック
12. ザ・サイズ(ライヴ from Festival Cabaret Vert)*ボーナストラック
13. ディス・イズ・ザ・キラー・スピーキング(ライヴ from Gorilla Hall Osaka)*ボーナストラック
14. ナッシング・マターズ(ライヴ from Eventim Apollo)*ボーナストラック
*日本盤&一部海外限定盤ボーナス・トラック
■アーティストについて
ライヴ・シーンから頭角を現したロンドンの5人組バンド。
2022年にはThe Rolling Stonesのハイドパーク公演にオープニング・アクトとして抜擢され、2023年4月にリリースしたキャッチーでダークなギター・ポップ曲「Nothing Matters」はオンライン上で話題となり、急速にバンドの名が広まった。 2023年夏のイギリス各地で開催されたレディング等のフェスティヴァルでオーディエンスを魅了し、秋に開催されたUSツアーも全5公演が公演日の数週間前に完売した。 2024年にはBBCによるSound of 2024の第1位を獲得、BRITアワードのライジングスター賞受賞等、インディー・ロック・シーンの注目を集める。
同年2月、プロデューサーにGorillaz、Arctic Monkeys等を手掛けた伝説的なプロデューサー=James Fordを迎えたデビュー・アルバム『プレリュード・トゥ・エクスタシー』をリリース。同アルバムは、2024年マーキュリー賞の候補にも選出された。7月にLIQUIDROOMで行われた初の来日単独公演はソールドアウト。FUJI ROCK FESTIVAL’24のグリーンステージに出演し、大いに会場を盛り上げた。 2025年4月には東名阪を巡る単独ツアーを完走。ブリット・アワード2025で、ベスト・ニュー・アーティストを受賞。